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たまには大声で

こんにちは、ゆのまると申します。

パートがお休みの今日。週末はあいにくのお天気でしたが、今日は朝から晴れて洗濯物も片付けられそうです。

休日に溜まった家事を片付けられる……いやはや、嬉しいですね。


さて。このところのわたくし、ちょっとイライラしておりました。

隣の野球ファンが○○○で○○○していたり、実母から○○○○攻撃を受けたり、はたまた上階の人が○○に○○していたり……。とにかく周囲が騒がしくて、落ち着かない日々を過ごしていたのです。

そういったトゲトゲした気持ちは夫に愚痴ったりノートに吐き出したりしていましたが、どうにも限界はあるもの。そもそも私は昔から、「起きたことは全て私が原因」と自分を責めるクセがありまして、こうした「いやこれは私悪くないぞ?!」という状況にどう対処していいかがわからないのです。

自分の中に溜まった攻撃的な感情は、まるで内から身を食い破るよう。普段とは異なる体調の異変も起きて、正直戸惑っていました。


そんなある日。夫を送り出して家に一人になると、ふと静寂に包まれます。

家には私だけ。連日騒がしかった隣人も出かけたのか、マンション全体がシンとしていました。

私はフラフラと浴室に行き、扉をきっちりと閉めました。すうっ、と息を吸い、

「うるさーーーーーーーい!!!」


お腹の底から、叫びました。

「○○も××も△△も、みんなみんなうるさいんじゃーーー!好き勝手しやがって、もっと私に気を遣えーーーーー!!!」


浴室って、よく声が響きますね。わんわん残響する中で、私が感じていたのは驚くほどの爽快感でした。大声を出すって、こんなに気持ちいいんだな……。

振り返ってみれば昔から、「他人様に迷惑をかけてはいけない」と周囲を気にする子供でした。教室でも道端でも自宅でも、なんとなく声のボリュームを下げて話すのが常。お腹の底からわーっと声を出した経験なんて、そう何度もありません。

人間だもの、イライラしたりもやもやしたりすることはあります。その度にそれらを吐き出す場所に選んでいたのは、いつだって紙の上でした。それでスッキリすることが多かったのですが、やはり「大声」で物理的に吐き出すことも、時には必要なのだと感じました。


とはいえお風呂で叫ぶなんてこと、しょっちゅうやっていたらこちらも近所迷惑になってしまいます。

というわけで昨日は合法的に大声でシャウトできる場所――カラオケに、夫と行ってきました。

アイカツ曲を歌うのが夫

カラオケ、この三年ほどは歌唱中もマスクの着用が推奨されるなど煩わしいことも多く、すっかり足が遠のいていたんですよね。

それに、私がカラオケ好きではない理由がもう一つ。地声が低いのもあって音域が狭く、気持ちよく歌える曲が少ないんです。周囲には歌ウマな友人(夫もそう)が多く、彼ら彼女らが高い曲も低い曲ものびのび歌う様を見て、いいなぁ……とずっと羨ましく思ってきました。

夫に至っては、長いことピアノを習っていたこともあって音程は完璧。絶対音感という特殊技能まで持っているので、地声が低いのにオク下げで女性歌手の難しい曲もバンバン歌えちゃうんです。お互い声が低いせいで、同性の曲は歌えないのはちょっと面白いですが(私はもっぱら男性歌手専門)。

持って生まれたものだし……と諦めていましたが、やはり気持ちよく歌う快感を諦めることはできません。上手くなくてもいいから、とにかく声を張って歌いたい!

いろいろ試した結果、スピッツの「チェリー」やサスケの「青いベンチ」等が無理なく出せる範囲であることがわかりました。「チェリー」はもともと1~2キー下がっていることが多いので、mid2G(ソの音)くらいが現時点の限界のようです。

(このあたりが課題曲になりそう)


自分が楽しければそれでいい。それもそうですが、思ったような高さの音が出せないというのも消化不良なもの。何かと抱えてしまう鬱憤を晴らすためにも、今度こそ歌の練習をしたい……!そんなことを思う今日この頃です。

春は変化の季節。何かとストレスのたまりがちなこの時期、皆さまも久しぶりにマスクを外して大声を出してみませんか?

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