いつか至る場所

好きなことがあんまりないのかもしれない、と最近思い始めた。

ポテチは好き。永遠に食べていたい。でも、アニメやマンガやゲームや音楽は、摂取したその先に感想を抱いて発信して、というところまでワンセットだと思っていて今はなかなか手が出ない。

家にひとりでいると、ソファに埋もれて一日中Twitterとまとめサイトを見て終わってしまうような人間です。

誰かといる時は”正解の反応を返すこと”が絶対正しいと思っていたから、感情とか気持ちとか、何が正解か分からないものが湧くのは、煩わしいとすら思ってしまう。

明日世界が終わるとしても、きっと後悔はないし、むしろ解放されて良かったと感じると思う。

でもひとつだけ、なりたい自分ーーいや、野望がある。

ワガママボディになりたい。

ふざけてなんかない。不二子ちゃんとまではいかないが、スタイルがよくなりたいと本気で思っている。まずはこのたるみきったお腹をなんとかして、あと１カップバストアップしたい。

思春期の頃の私は、女性らしい体になっていくことが恥ずかしかった。

自分の見た目に自信がなかったから、丸みをおびた体つきになることが嫌で、胸なんか大きくならなくていいと思っていた。

悲しいことにその希望は叶ってしまったが、大人になってからそれはコンプレックスになった。

幸いなことに、お昼にパスタサラダと豆乳ばっかり摂っていたせいか、控えめといえる程度には成長した。でも、成長したからこそ、さらに高みを目指したい。

好きなもの、なりたい自分、憧れる生き方。そんなものはまだ分からないけど、理想の自分がある、ということには気付いた今日でした。

（なんて息巻いていたら、人事課から「退職の意思、受理しました」とのメールが来て震えています。ひええ）