『「やさしさ」過剰社会』を読んでやさしさについて考えてみた
夫が図書館から借りてきた、榎本博明さんの『「やさしさ」過剰社会』という新書を読んだ。
「上っ面のやさしさが主流になり、あえて厳しいことを言う本物のやさしさが疎まれてしまう時代。日本古来の『間柄の文化』にも言及しながら、現代の『やさしさ』を心理学者が分析」した一冊だ(「内容紹介」より)。
つい最近、「男女ともに恋人に求めるのは『やさしさ』」という記事を読んでいたので興味津々だった。
この本は、友人、家族、会社といった様々な会話サンプルをもとに、「ほんとうにやさしいのか?」