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締め切りと本番に強くなりたい
小さい頃から私は本番に弱かった。本番直前になると緊張して汗は止まらなくなるし顔は真っ赤になってしまう。本番の最中は軽いパニックに陥ってしまう、という具合だ。
これは23歳になった今も大して変わらない。昔よりも平気になったことはあるものの、まだまだそんなことも言っていられないくらいには本当に緊張しいなのである。
そしてそれは締め切りにも言えることがわかった。つまり、締め切り前までは焦っているのかなんなのか視野が狭くなってしまっているが、提出して締め切り後になると一気に視野が広くなって大間違いが見つかるなんてことがざらにある。
今日は研究室のゼミで発表していたのだが、私の発表する分が終わってから私の発表した部分の式がどのようにつながっているのかがクリアに見えてきた。それから私の後に発表している人の話を聞いていてもやはりすらすらと頭に入ってくるし矛盾点にすぐに気が付く。どれほど私が私自身の発表の時間に視野が狭くなっていたのかが改めてわかった。
また、去年は期末課題の提出の際に提出締め切りまでには解けなかった問題が提出締め切りを過ぎた途端にわかって解けてしまい、締め切り後にレポートを提出し直した、なんてこともあった。
もっと前まで遡っても良いのだが、ただただ私の悲しい歴史が露わになるだけなのでやめることにする。とにかく私は緊張しいですぐに焦ってしまい、締め切りや本番にとても弱いのだった。
これは本当にどうにかしたい問題である。本番でなければできるのに、締め切りから解放されたすぐ後ならできるのに、本番や締め切り前にはできない、なんてことはないはずなのだ。どうしたら良いのだろうか。
締め切りに対しては一度自分で擬似的な締め切りを設けるのが良いだろうか。だが、私はその締め切りに対して本気になれるほど強くはなかった。
本番に関してはよく本番も練習のつもりで普段通りいけ、なんて言われるが、本番は練習とは違うからそれは無理だと諦めてしまっている。
場数を重ねるのが良いのだろうか。実際、この歳になるまでに慣れてきたことというのもいくつかは存在する。
スイッチを意識的に切り替えるルーティーンのようなものがあれば良いだろうか。そういえば私は規則正しい生活というのもまた大の苦手なのだった。
この歳にもなって自分の力を100%出せてなかったんだ、なんて言い訳は悲しすぎるので、自分の力は100%出したぞ、と心から言えるようにしていきたい。そのためにできる工夫をちょっとずつ見つけていって1年後にはそんな言い訳をしていないようにしたい。そう切に思った今日だった。
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