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モデルのこだわり

今、ポートレート撮影する人が増えて自然と「モデル」の定義も広く浅くなってるように感じます。
他にも色々な興味があることが多い中、どうして敢えて競争率の高い「モデル」をするのかを簡単に(簡単じゃないかも)お伝えしたいと思います。
私がモデルに興味を持つきっかけは、「冨永愛さんに似てる」と言われたことでした。ちょうど冨永愛さんがメディアで取り上げ始めた頃、友人が「夕顔ちゃんに似てるモデルだったよ!」と言ってくれたことがきっかけで「モデル」という職業を意識し始めました。
でも自分に自信がない私は、親の「身長が高いだけでは無理」という言葉を鵜呑みにして興味があってもその世界に飛び込むことがなく10代を終えました。
そんな中、大学生も終わりに差し掛かるかという頃に美容室の人にモデルハントされました。
それもただのカットモデルじゃなくて、コンテストやヘアショーのモデルとしてのモデハンでした。
実は就活開始直前でコンテストのモデルと就職活動を両立するのは至難の技というか無理な話でした。笑 でもやりたかったから全力で私の髪の毛や身体を差し出したし、美容師さんが表現したい世界に全力で入っていった。結果、その美容室がコンテストに挑戦しだして初めて地区予選を通過して、東京大会に出ることができました。
東京では残念ながら賞は逃したけど、代々木第二体育館でランウェイを歩いたのは今でもゾクゾクするくらい楽しい思い出。また大会が終わって、当時のカリスマ美容師さんに講評してもらったときに「良いモデルさんですね」という一言が貰えただけですごく報われた気持ちになりました。(次の日、本命の会社の最終面接で髪の毛の色が就活生らしからぬことになってて半ギレされたのもいい思い出。笑)

私の「モデルのこだわり」はこの経験が根底にあります。
モデルはあくまでも「モデル」。モデル自身が前に出ることは基本的にする必要がないと思ってます。ポートレートだってそう。シャッターを切るカメラマンの「表現したい何か」のためにモデルはいると考えてます。
だから私は「モデル夕顔」を撮りたいカメラマンやアーティストの「表現したい何か」に最大限寄り添いたいと考えてます。
煌びやかな世界で、自分をもてはやしてもらえる世界に見えるけど結構地味にモデルは主役ではないです。笑
あくまでも「表現の引き立て役」、そう思って私はモデルをやってます。その「こだわり」は持ち続けて表現に徹したいと考えてます(◍′◡‵◍)

そんな夕顔を今後ともよろしくお願いしますヾ(*´∀`*)ノ

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