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BLに関するメモとオススメ6作品

仕事上で得たBLについての知識メモを残しておきます。
筆者はBL初心者なので、お手柔らかにお願いします。まだまだ学習が足りないと思うので見識を深めたい所存です。よろしくお願いいたします。

・腐女子というワードの後ろめたさ?
 腐女子というワードは不思議です。なぜ「腐っている」女子なのでしょう。私は、""腐""というワードが気になります。なんだか、ちょっとネガティブな響きがあるからです。そんな後ろめたいものなのかな?という気持ちになります。というのも、女性ヌードより男性のヌードの方が歴史があるからです。男性が女性のヌードを見て興奮したり、美しいと思うように、女性も男性のヌードを楽しめばいいと思います。もっとポジティブな言葉で腐女子を表現しても、良かった気もします。

・BL初心者にオススメしたい作品
今回は、良く売れているタイトルと、個人的に好きなタイトルを交えて簡単に紹介します。以下敬称略です。

・『世界一初恋』シリーズ

 『純情ロマンチカ』で有名な中村春菊の『世界一初恋』という作品が好きで、愛読しています。エッチシーンはややハードなのが多いですが、エッチに至る工程は少女漫画のような丁寧な心情描写があり、共感できる女性も多いのではないかと思います。シリーズが多いことと、巻数が多いところがネックですが、テレビアニメ化しているので、まずそちらを視聴しても良いかもです。アニメ版だとノベルシリーズの『世界一初恋』もカバーできます。私は世界一初恋にハマってオフ会やイベントに足を運んでいたくらいにハマりました。

・『囀る鳥は羽ばたかない』

 ヨネダコウはBL界でも有名で、ずっと売れています。こちらの作品は、エッチシーンがかなりハードで、肌色要素が何かと多いです。ハードなBLを求めている人にもピッタリです。ですがエロだけではなく、切ないストーリーも見所です。

・『にいちゃん』

 はらだ作品も売れています。こちらは、かなりダークな世界観で、読んでいて辛くなりました。ライトな要素は一切無いです。ちょっとネタバレになりますが、ストックホルム症候群のBLです。普通のBLじゃ物足りなくなってきた方にオススメです。

・『花のみぞ知る』

 これからアニメ化する『テンカウント』や、既にメディア化した『セブンデイズ』の作者、宝井理人の作品です。『花のみぞ知る』と『セブンデイズ』はBL初心者におすすめできる非常にライトな内容です。エッチシーンは物語終盤にしか出てこないので、肌色要素が苦手な人にオススメできます。

・『同級生』

 耽美な絵柄に惹かれる人も多いのではないでしょうか。『同級生』は、中村明日美子作品の中で、最もライトな作品です。中村明日美子作品は基本的にダークでアングラチックなのが多いので、初めての中村明日美子にオススメな一作です。新刊の『王国物語』はすぐに重版がかかっていました。youtubeのイラストメイキングを見ると、作画の際、ほぼ迷いなく線を引いているのがまた凄いです。恐らく、作者の中で美しいの基準がかなりはっきりしているのだと思います。

・『ウィズダムズのけものたち』

 ケモナー系BLも売れ行きが好調なので、私はこれを初ケモノ作品として手に取りました。非常にライトな内容で、安心して読めました。エッチシーンは一切無く、絡みはあってもディープキス程度なので、ケモノが苦手な方もケモノ作品初心者も読めるのではないでしょうか。海外でも売れ行きが好調な作品です。

 最近のBLの流行は『ケモノ』、『ハードな性描写がある作品』、『オメガバース』あたりでしょうか。『オメガバース』については、あんまりついていけないジャンルで、苦手意識があります。なので、あえて積極的に手に取っていきたいですね。

 書店には肌色要素が強い表紙が並んでいます。
 一般の人から見れば、ちょっと目につくかもしれないです。だけど、私は、これはいい流れでもあると思います。女性が、性や男性のヌードを肯定的に楽しめるようになったのではないか、と、けっこうポジティブに捉えているからです。


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