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一週間の沖縄旅 到着〜ヤンバルプチツーリング

バイクで沖縄旅をしました。
フェリー着港日と2日目のお話です。

本部港着港

いよいよ本部港着港し、船を降ります。
沖縄は本部を起点に北側から南へ向かって周る計画です。
とりあえず初日は夕方到着のため、いったん宿泊地へチェックイン。
沖縄では全日程ホテル泊です。

乗船中ずっと波でフワフワしていたのでバイクに乗った途端重力と風圧をがいつも以上に感じます。
気持ちのスイッチもこれをきっかけに切り替わります。

甲板を降りて、さあ常夏の沖縄!
•••曇天、強風、夕暮れでちょっと寒い。
常夏じゃない!がっかり。第一印象イマイチ。

とりあえず、日が落ちるまで少し時間があるのでホテルチェックインしていったん沖縄っぽいところを探すことに。

美ら海水族館の近くにフクギ並木というスポットがあるのでそこへ。

備瀬のフクギ並木

本部町に備瀬崎という景勝地があるのですがそこへ向かう道中がフクギで覆われた小さな集落になっています。

フクギを防風林にしてその周りに集落を形成した沖縄流の古い町並みのようです。

実際、フクギがトンネルのように続いていて、
風の強い日なのに並木道を歩いている時はほぼ無風でした。
まだ明るさが残る時間のはずなのにちょっと暗い。しっかりフクギに覆われています。
お昼とかだと涼しいのかもしれません。
そのフクギの道の合間に沖縄風の家屋が建っていてシーサーも構えています。
生シーサーを初めて見て沖縄を実感。

道路も舗装ではなくて砂の道になっていて海岸の集落って感じです。

集落を軽く見てまわった後、備瀬崎で夕陽を見て終了。
夕陽と言っても雲に隠れてちょっとだけ雲間から覗いている夕焼け空を見てただけなんですけどね。

フクギ並木の集落周りに夕食のお店はたくさんあったのですが謎の欲が出て別のお店を探すことに。
結局美ら海水族館近くの居酒屋でご飯。初沖縄メシ。
さすがにバイクなのでお酒は飲めませんが、
海ぶどうはやっぱり美味しかった。
あと豚肉(名前忘れてしまった)も美味しかった。
お酒が飲みたくなったのでグッと堪える。

初めましてシーサー
備瀬のフクギ並木

美ら海水族館

ここから沖縄2日目です。
朝は鳥の鳴き声で目が覚める•••というわけではないのですが、沖縄はとても鳥が多い。
どこにいても何かの鳥の鳴き声が聞こえます。

午前中は、昨日スルーした美ら海水族館へ。
朝イチからゆっくり周りたくて、2日目にしました。

この日は昨日と打って変わってカラッと晴れて風も穏やか。上着を着てると暑いくらい。
半袖の人もいます
沖縄っぽくなってきました。

美ら海水族館の駐車場から公園内を通る時に見える一面の花壇の花と丘上から見える海の色に感動。

ここ数ヶ月冬の茶色い木々と青黒い海しか見てなかったので余計綺麗に見えます。
海ってこんな水色になるのか?絵の具でも入れてる?と思うくらい透き通った水色。

そんな海と花々に見惚れつつ水族館へ。
全然どうでもいいけど水族館に一人で来るの初めてかもしれない。

最初は海の浅瀬の生き物から始まり、
魚だけでなく、海藻、大型魚、深海生物など沖縄で見られる生物を間近で見られます。

個人的に気になったのは、、、

生カクレクマノミを初めて見ました。たぶん初めて。
ずっとイソギンチャクにくっついてるんですね。

個人的にタツノオトシゴは好きな魚。
ふよふよ浮いてる姿が可愛い。

他にも気になる魚はたくさんいますがやっぱりメインはジンベエザメの水槽ですよね。
とても大きい。
ご飯を食べる時の立ち泳ぎの迫力はすごい。

同じ水槽にいるマンタも可愛いです。
朝の9時半に餌やりタイムなのですがこの時間限定で特別なアクションが見られるみたいです。見れてよかった。

別館のマナティも可愛い。
ご飯のキャベツ?を食べる姿はとても愛くるしいです。

このあとイルカショーも見て十分楽しみました。
半日しっかり楽しめました。満足。

ちんあなご〜 かわいい
タツノオトシ かわいい
ジンベイザメ おおきい
マナティ かわいい
(肛門部に写り込んだ非常口マークが気になる)

今帰仁城跡

水族館を出た後は実はノープランです。バイクで走りながら気になるところに行ってみました。

その最初の気になるところが今帰仁城跡。
沖縄のお城とか気になります。あんまり詳しいわけではないのですが。

お城は山の上に谷に面する形で築城されているようです。
地形を活かして石垣を作っているようで小さいながらも堅牢な作りになっていることが伺えます。
お城の本丸から眺める景色も綺麗です。
お城自体は礎石が残っているだけで跡形はありませんが、
戦のない時はこの景色を楽しんでいたんでしょうね。

今帰仁城外郭
今帰仁城からの沖縄風景
志慶真門郭

ヤンバルをぐるっと

今帰仁城跡を楽しんで、売店で美味しいソーキそばを食べたら出発。
ソーキそばは見た目シンプルなのに豚肉が入っていて豪華。なのにさっっと食べられてとても美味しいです。

そのあとはひたすら沖縄の北部をバイクで走る。
沖縄の楽しみ方って、
シュノーケリングやスキューバーダイビングしたり、
観光地巡りしたり、
リゾートホテルでのんびりしたり、
いろんな楽しみ方があると思いますが、
私の場合はひたすらバイクで走る。脳筋ツーリングです。

まずは古宇利大橋から海を眺める。
美ら海水族館の景色もすごいと思いましたが古宇利島の周りも綺麗です。ずっと浅瀬が続いている不思議な景色です。海の色もずっと水色。
たぶん今回の旅で一番綺麗な海でした。

続いて大宜味村の六田原展望台へ。
知らない場所に来ると高いところから俯瞰してその地域を見てみたくなります。たぶん私の性格。
ヤンバル自然豊かですね。
どこまでもひたすら緑の山と青の海。
鳥と虫と風の音しかないのも気持ちいい。
最高です。

その後国道331号線をひたすら走り、
大浦マングローブロードへ。
マングローブを間近で見られる遊歩道があるので気になって行ってみました。
が潮が引いている時間なのか地面剥き出し。
マングローブもひたすら緑なので個人的には観光地としては薄味すぎた。
でも沖縄の植物や動物など自然を学ぶにはいい場所だと思います。

古宇利大橋
六田原展望台からの沖縄
間近のマグローブ

ホテルへ

マングローブを最後に宿泊ホテルへ向かいます。
本当はキャンプの予定でしたが、予約がうまく取れず宿泊難民になりそうだったので諦めてホテル泊にしました。

直前予約なのに何故かライダー割引のあるリゾートホテルに泊まれました。
ホテル裏にプライベートビーチのような砂浜が広がってます。そこから夕陽が•••見えず。
この日も雲に阻まれました。

夕食は近所の地元食堂のようなお店。
リゾート地で気持ちが盛り上がってついつい泡盛を注文。
今回は運転じゃないから飲めちゃいます。
ご飯は豚肉の定食。めっちゃ美味しい。
沖縄ってどこもご飯が美味しくてびっくりです。

お酒で盛り上がったところで今日は終わり。

ホテル裏の砂浜より 一瞬の夕日

終わり

ヤンバルと言っておきながら、ヤンバル要素が薄い。
時間の都合上ほんの一部しか見られませんでした。
もっと時間にゆとりを持って計画すべきでした。反省。

2日目のホテルで外国人と日本人の初老夫婦?に、
バイクで来たの?と話しかけられました。
どうも外国人のおじさんも昔ヤマハのSRに乗っていたらしく気になって声をかけられたみたいです。
立ちゴケおじさんとは違う穏やかな出会い。
軽い立ち話でしたがとても楽しかったです。

今回の出会いは良い出会いでした。
お互い良い旅になりますように。

次回は3日目です。

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