最小限化されたコミュニケーションはAPI
持病のために定期的に病院に行く僕ですが、最小化されたコミュニケーションはAPIとみなせるのではないかと思いました。
APIというのはIT用語で、あるリクエスト(データ)を渡すと一定の処理がなされレスポンスが返ってくるような、表層だけのデータのやり取りで簡潔化されたシステムのことをいいます。
例えば、日本語の文章を渡すと、英訳して返してくれるAPIなどがあります(Google翻訳からデザインやら何やらをすべて取り払った最小のものみたいなイメージで大丈夫です。)
APIはプログラム間のやりとり、すなわちコミュニケーションをかなり簡略化したものであり、表層だけのやり取りで、一定の処理、すなわちほしい結果や状態を得られる利点があります。
すなわち、APIはプログラム間の最小化されたコミュニケーションとなります。
これを人間のコミュニケーションに照らし合わせると、各人間のロールがはっきりとしていれば、APIのような最小化されたコミュニケーションが行えるようになります。
例えば、以下は僕が病院に行ったときの会話の例です
こう聞かれると僕は次のメモに従って医者に情報を渡します
最近の体調:
- 気分: 変化なし
- やる気: あり
- 体力:
- 知的活動: 8時間
- 肉体的活動: 1時間
- 睡眠への反動: なし
- 睡眠:
- 入眠: 問題なし
- 睡眠の深さ: 問題なし
- 目覚め: やや重い
- 日中の眠気: あり
薬の変更: 要望なし
復職: 休職続行希望
そうすると、医者は
とレスポンスを返してくれます。
会話における表情や、些細な表現の仕方の違いはあれど、ほとんどAPIのような動きをしているとみなせる。差分は今回は検討しない。
特に深掘りはしないが、最小化されたコミュニケーション、特に仕事におけるコミュニケーションで目指すべきなのはAPI設計にアナロジーがあるのかもしれない。
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