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雑記

漢字検定の準1級、2回目を申し込んだ。
前回は令和5年度第3回なので、ちょうど半年ほど前になる。初挑戦で180点とれたのは多分頑張ったのではないかといえる気がする(留保をつけすぎか)

6月は他の予定を詰め過ぎていたから、漢検どころではなかった。

ずっとずっと不安だ。
走り続けていないと取り残される、と強く思う。
取り柄がないといけない、という感覚は深く染みていて、好きだからって理由で向いていないことに手をだすなら、努力したり時間を使ったりするのは当然だと思っていた。
無能だと思われたら、人から見放されるんじゃないかとも怯えていた。

優しい、と言ってもらえることがあるけれど、されて嫌だったことはしない、とか、誰にでも人権がある、とかって、理屈があるだけだ。
「君の根底には哲学を学んだことがある」と言われた。
同居人に「無知のヴェール」について解説した時のことだ。
顔とか親とかは選べない、褒められて嫌だとは思わないけれど。
ただ、哲学を学んだという、選んだものを認められると嬉しい。

27歳にもなって、実はもうすぐ姉が生まれた時の親の年齢に並ぶことにぞっとする。こんな年になって、自分にできないことが山ほどあるのも、無理し過ぎてしまうところがあるのも、育ちのせいにしたくなかった。

猫を飼ってよかったのは、取り柄がないといけない、ということに縛られて、理屈でその縛りを解いてきた自分の中にも、「無条件に尊い」みたいな感覚があると知れたことかもしれない。
猫はいたずらが好きで、危ないから毎回止めているのに隙あらば流しに登り、偏食で(猫とか犬とかって、出されたものは全部食べてもっと欲しがるものだと想像していたのに、全然そんなことはない)、ソファーには爪を立てる。早朝には寝ている人間の周りをうろつき、構ってとアピールする。
ただ、とにかくかわいい。幸せにしてやらなければ、と思う。


熟睡した感じがないまま長いことやってきたけれど、正直何かを変えるのが怖くて、薬を変えたいとはずっと言い出せなかった。
中途覚醒がひどいので、昨日から効果の長い薬に変えてみた。しばらく様子見。

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