ドイツの乗り物は素敵だ《ベルリン編》
誰かの役に立つほどの詳細情報はないので、自分がいつかドイツを再訪したときのために、記録することにします。
ベルリンの公共交通手段はとても充実していました。
トラム、バス、Uバーン、Sバーン
それらは全て同じ切符で乗ることができました。(これは街によって異なるので要注意!私は、ドレスデンで知らずに無銭乗車していました。。)
1回券、1日券、1週間券、そして移動できる範囲によってチケットの種類が異なります。
私は夜、ベルリンに到着したので、空港から中央駅までは一番安い1回券を、そして翌日の朝移動の前に1週間券を購入しました。
1週間券はお値段はそこそこですが、何にでも乗り放題なので、自分で動き回る人にはかなりお得だし、何と言っても楽!!
街中だけであれば、ABのエリアのみのチケットでよかったのですが、ポツダムまで足を伸ばしたかったので、ABCエリアで使えるチケットにしました。
中央駅の券売機で購入し、確か、そのまま駅の打刻機で日付を打刻したと思います。(あちらの交通機関では自分で打刻しなければならないので要注意!)
その後は乗るときも降りるときもチケットを見せることは一度もなく、ただチケットを持ち歩いているだけでした。
日本とは違い、電車(Uバーン・Sバーン)には改札がなく、ただ乗るだけ。
トラムの中にも券売機があり、乗った時に買うこともできました。その券売機で買ったものには既に日時が打刻されていました。
トラムの中でこのチケットを買ったときの出来事。
1週間券が切れたので、トラムの中で1日券を買わないといけませんでした。2駅で降りるのに、券売機にお金が入りません!コインの挿入口が塞がっていて、お金を入れられない(*_*)でもこのまま降りたら明らかに無銭乗車!!どうする!?
と思ったら、お兄さんが近寄ってきて、ボタンを押しました。すると!挿入口が空いた!!Danke Danke〜♡
でもコインを入れたら素通り。。何度入れても素通り。。。
さっきの親切なお兄さんに駆け寄り、「マイ コイン キャンノット ユーズ!ワイ?ワイ??」と必死で助けを求めました。
するとお兄さんは自分のコインを券売機に、すごい勢いでこすりつけてコイン挿入。コインは無事に受け付けられました!
私は自分のお財布からコインを返して、お礼を言って、自分が降りる駅でギリギリ降りることができました。
【ベルリンでトラムに乗るときのポイント】
①先に欲しいチケットのボランを押すべし
②コインが素通りする場合は、券売機に思いっきりコインをお擦り付けるべし
私がその日、学んだことです。お兄さん、ありがとう。
(あちらの電車やトラムには犬も自転車も乗れます。わんちゃんは皆んなお行儀がいい♪)
ちなみにこちらは、ベルリンフィルのコンサートの帰りにバスの中で買ったチケット。乗車時に運転手さんに声をかけて購入しました。
チケットを持っていれば、特に見せる必要もなく乗れました。なんとも不思議。
この日は、ベルリンの街はライトアップのイベントがあって、あちこち交通規制をしていて、路線にはない道を通ることになり、帰るのが大変でした。
切符のチェックがないと書きましたが、まったく無いわけではありません。
たまーに、抜き打ちチェックがあるようです。その時に有効な切符を持っていないと、大変高額な罰金を支払わないとならないとか。
私はなんと、ベルリンを滞在最終日にそのチェックを受けました。
電車の中(確かSバーン)で、何か声がして急に空気がピリピリっとしたと思ったら、私服の男性2人が回ってきて、切符をチェックし始めました。
(もしかした私服警官的なカモフラージュなのかしら?)
もちろん私は朝に切符を買っていたので、自信満々にポケットから出して見ると、なんと日時の打刻がないではありませんか!!トラムの中で買ったので、いつもなら既に打刻してあるのに!
さてピンチ!冷や汗が出てきましたが、もうどうにもなりません。
とりあえず笑顔で「Bitte!(どうぞ)」とチケットを差し出すと、ちょっと怖い顔のお兄さんは「Danke!」と去って行きました〜。なぜかわからないけどとりあえず助かりました(°_°)
ちなみにこれがそのときの切符。
ドイツ在住の友人曰く、00という打刻は明らかにおかしいので、機械の故障か誤作動でよくあることなのではないか、とのことでした。
とにかく、どの乗り物もとても頻繁に来るし、ルートも豊富。遅い時間でも危険を感じることはあまりなく(もちろんコンサートの帰りなど夜遅くに一人で乗るのは、なかなかスリリングでしたが!)、本当に便利でした。
困ったことといえば、
◆乗るときも降りるときも、自分でボタンを押して扉を開けないといけない。(乗りそびれる、降りそびれる事件が何回起こったことか。。これはドイツ滞在の3週間、最後までなかなか解決しない問題でした。)
◆バスや電車の行き先が急に変わって、途中で下されることがある。(度々なのかは不明だけど、私は3週間の間に何度も遭遇しました。)
◆時間も割と守られない。(電車が来ない、来てもなぜか時間通りに到着しない)
一番困ったときの出来事はこちらの記事に記録しました。
まぁ、こうやって見ると困ったことも結構あったけど(笑)でもかなり便利だと思います!
知らない国で公共交通機関を使うのは勇気がいるけれど、でも使ってみるとその街のことも知れる気がするし、沢山の乗り物を活用してよかったなと思います。
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