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毎日デザイン #27「インパクトのある」

こんばんは。今日は「インパクトのある」デザインです。第9章に入りました。

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インパクトを与えられれば、見る人の記憶に残ってくれるので、何かを強烈に伝えたい時に使いたいテクニックです。

今回は以下の3点に留意してみました。

・構図はアオリで迫力を
・コントラストを強く
・黄色と黒を使う

構図はアオリで迫力を

被写体を大きく見せることで迫力や力強さを表現できます。下から見上げるアオリ構図の写真を使うことで、迫ってくる感じが出せると思います。また、文字などの他の要素を下部に集めて画面の重心を下にすることで、よりアオリ構図を強調しています。

被写体が画面外にはみ出していることも、迫力を出している要素の一つになります。

コントラストを強く

コントラストを強くすることでも、目に留まりやすい効果があります。トーンカーブを調整して、陰影を強めにすることでよりインパクトのあるビジュアルになると思います。

文字も太くて勢いのある書体に。今回は「DIN Condensed」を使いました。見出しの文字は画面からはみ出す勢いで大きく、逆にそれ以外の文字は小さくすることで、メインタイトルを目立たせるようにしました。メリハリが大事ですね。

黄色と黒を使う

明度差を大きく取ったり、彩度が高い色を使うことで人の目を惹きつけられるようです。色相環の遠い色同士を組み合わせることでもこの効果があり、補色同士をぶつけることでも強い印象を見た人に残せます。補色だと強烈すぎる時には対象色(色相環で120°〜150°の関係にある色)を使うとよりバランスの取れた配色になるとのこと。

インパクトのある色としてよく使われるのは赤や黄色。これらと黒を組み合わせることで明度差を出してコントラストが強くなり、より目立つようになるそうです。今回は定番の組み合わせの黄色と黒を使いました。とても目立つ配色ですが、警戒色としても使われるので、使い所によっては注意が必要です。


今回は写真の構図のインパクトをなるべく活かせるように気をつけました。黄色の帯の広さがもっと作り込めると思うので要研究にしたいです。


こちらの本を参考図書に毎日デザインしています↓
https://www.sbcr.jp/product/4815603168/

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