好きになること夢中になること

最近の発見

いつの間にか娘の方が草花に詳しくなっていたというハナシ。

子供の観察力はすごい、と言うけれど
どんな風に見えているのか

感じているのか

それを言葉にしているのを聞いたときにびっくりした。

「お母さん、あの木、何色の花が咲くと思う？」

「うーん、なんだろ？白？」

「そう、正解、白い花」

（適当に答えて合っていた）

「赤い実も、つくんだよ。それから蕾になって、花が咲いて」

1年間その木を見てきた情景をすらすらと説明している

「それでね、こっちの蕾さわってみて？」

その蕾に触れるとふわふわの毛のようなもので覆われていて触り心地がよかった。

「その、木にはカラスのくちばしみたいな花が咲くよ」

とこれまた、別の木に咲く花のことを教えてもらった。

親バカにもお花博士になれるのでは？と思った。

本当に好きなものは、こんな風に見えているんだ。

１年何気なく通り過ぎていたような道だったが、

彼女にとって季節を感じ命を感じながら過ごしていたのかと、思い

その気持ちに感動さえ覚えた。

あっという間に、娘から教わるようになってしまった。

彼女の好きなことを発見できたことが嬉しい

私は今後もそれをそっと見守っていく