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はじまりはいつも材料集め

「長さの俳優は何?」
サムネイルには、大きくこれ正解者出ましたの文字。

クイズノックのyoutube

言わずと知れたクイズ集団。
クイズノックの動画である。
色々なクイズの「名詞」を抜き出して、クイズを出す前に抽選したものを入れて問題にする。
面白おかしく意図的に出題者がずらすのではなく、抽選だ。この偶然性が面白いな、と思って観始めた。
最初の2問、あまりの理不尽な言葉の並びに、ポカーン。
それでも、多くの知識を持つ彼らは、問題の形式に合わせて「推測」して外しながら楽しんでいる。


これより後は動画のネタバレが出てくる。なるべく楽しめるようにほんの少ししか出てこないが、まず動画を見てから戻ってきていただくのが良いかもしれない。


そしてその問題はくる。
あるメンバーが、正解を思いつく。
その様子に「へ?」と、なりながらも「なぜわかったんだ?」「あれ?俺、この文章(名詞以外の部分)何か知ってる」「前の問題に出てきた単語で気づいたことがあるということは、既に出てきた単語と知ってる文章を組み合わせればわかるかも」と考える様子。
最初にわかったメンバーと考えていたメンバーが正解。
その後の問題で「これを待ってた」メンバー続出。
つまり前半に出てきた名詞から連想できることと、見えている名詞以外の文章の部分を組み合わせて、伏線回収していくのだ。
観終わって、爽快な気持ちになる。
もちろん「長さの俳優は何?」で正解が出たのも本当だ。この文章だけではわからない。わかるはずもない。
それまでの「積み上げ」があるから、正解が出るのだ。

はじまりはいつも材料集め

これは、何か新しいことを始めた時と同じだ。
挑戦したいこと、ダイエットや何かを学ぶようなことであっても、お店の運営であっても。
最初は何が、あるいはどんなやり方が合うのかわからない。だから、色々考えて理由をつけて、何がしてみる。
自分に合っているか。合わないと感じたのばどこか。
習慣にならない理由は何か。
お店なら、お客様に届いているか。反応がないなら、アピールのやり方が悪いのか。
そもそもその商品やサービスが求められていないのか。
色々な方法を試して、材料集めしていくしかない。
もちろん、たまたま最初のやり方が合ってうまくいく人、トレンドの時流や、時に天才的で強運な人がいるのは間違いない。ただ、実際に周りで新たなことに挑戦する人やビジネスをしている人を見ていても、それはレアケースだと感じる。
なかなかしっくり来なくても、材料集めだと割り切ろう。

伏線回収の気持ちよさ

小説、漫画、映画。
どれをとっても伏線回収の瞬間はパズルのピースが埋まるように気持ちがいい。あるいは「あれがここにつながるの!?」と大きなサプライズがあったりする。
ダイエットで運動できないとしても、食生活を変えると、体重が増えることがなくなったり、何かを勉強していて、すでに持っている知識とつながった途端に、頭に入ってきやすくなることがある。
小さな経営も、いろいろなPRをしていても、なかなか一気に人気店にはなりにくい。
ただひたすらお客様に届くのは、どういう方法なのか、を考え、やってみる。ご来店のお客様に。どうやって自分のお店を見つけたかを伺う。
1人のお客様がいたら、他にもお客様はいるかもしれない。
実際に、1人でもそれでお客様が来られた時の喜び、というのは、サロンを経営し始めてもうすぐ4年になるというのに、未だに小さくなることがない。
さらに、来られているお客さまの紹介で別のお客様がサロンに来られた時などは、この上ない幸せを感じている。
紹介してくださった方の日々に友人に紹介してもいい、と思えるほどの「いい感じ」を届けることができている、または「困りごとの解消」ができているのだ、と実感するからだ。


はじまりはいつも、材料集め。
なかなかうまく行かない、と感じている時、焦らず、少しずつやり方をずらしながら何がしっくりくるのか、考察していこう。


無料相談を受け付けたり
ブログを書いたり。



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