糖尿病のお薬が足りないニュースがようやく理解できた話
先日、お店の電話が鳴った。
新年も営業の電話はかかってくる。この電話もその一つ。
営業の電話がクリニックからかかってきた
「〇〇クリニックです。医療と美容の提携のお話でお電話しました」
医療と美容の提携???と思って話を聞いてみると、
オンラインで医師の診察、カルテ作成
処方箋で“医療用”の美容成分やダイエットに効くGLP-1やAGAの薬、エクソソームをお客様のお家に直送
オンライン診察を受けたお客様には、医療用の成分をお店で使用可能
という話だった。
まずクリニックから電話?とびっくり。
質問すると、2014年からあったが、2023年の末に、クリニック自体は他の業者に渡していまい、今はオンラインだけの状態という。
その状態だが、医師も看護師もいる、という説明に、登録されているだけの医師と看護師なのか?
医師は診察するから必要だろうけど、看護師はなぜ残っているんだろう?とぼんやり考える。
医療提携や医療連携美容サロンを検索
電話をしつつ、スマホで検索。
どうやら、全国で主にエステサロンで提携や連携が行われているが、昔のように近くにある、とかではなくて、営業さんが言うように、オンライン診療を行っている。
スマホを見ながら、私は去年末の薬不足のニュースを思い出していた。
違和感があったニュース
昨年末に薬が不足しているニュースがあった。
咳止めなどのジェネリック薬品を中心に不足していると書いてあり、1年は続いているよね、と思った。SNSで薬局のフォローをしているので度々薬の入荷がないと言う話を見かけていたから。
けれど同時に「ダイエット目的で飲む人が増え、糖尿病の薬が足りない」と言う内容に強い違和感を感じた。
処方箋が必要な薬を、どうやって手に入れるのか。美容皮膚科で処方するのだろうか?
でも医師は全体的に糖尿病の薬が不足していると分かれば、さすがに、健康以外の目的で処方することはないのでは?と。
ダイエットで糖尿病の薬が出されるカラクリ
電話の会話はまだ続く。
提携しているサロン売り上げ増加。中には30%上がったところも
GLP-1やエクソソームは書くだけでもかなり集客に繋がる
薬は在庫を持つことなくこちらから送り、お店にはマージンが入るので、リスクはほぼゼロ
そんな話に、カラクリはこれか!と発見した気分。エステサロン、特に痩身なら痩せやすくする薬の処方は薦めるだろう。
ダイエットにつながるのが本当かどうか、私は知らないが、お客様もわざわざ内科に行って、「ダイエットで糖尿病の薬が効くって聞いたので」と医師には言いにくいだろうが、医師の方からエステサロンでスマホのオンライン診療をしている、となれば気軽だろう。
もちろん、何で提携するかはこちら次第。
糖尿病の薬は一切触れず、化粧品より高濃度の美容成分をサロンの施術で使うという方法ができるならば、お客様の利益になるのかも知れない。どんな成分であるかは、営業さんの訪問を受けないとわからない。
成分が気になって、営業さんのアポイント。受けることにした。
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