Something great
期限内に判断して物事をチョイスしなければならないことがあって、それが自分だけの感覚では心もとないように思うとき、何か大きな存在に質問して委ねるということをたまにやる。
「これこれこのようなことをすべきかどうか三日以内に教えてください」とか「わたしの考えが正しければわかりやすいかたちで示してください」というような感じで。
大きな存在というのは、ざっくりとではあるがたぶん、この世界を動かしている生命意思の総意、のようなものではと解釈している。以前何かの本を読んで試しにやってみたところ、まさかというタイミングでそれに対する答えのようなものが見つかり、それから全面的にその感覚を信頼するようになった。疑いのないまっさらな気持ちで問えば、答えはより明確になる。
思えば、幸運は誰にでも用意されているのにタイミングに気づかず通りすぎる人が多いというのと、このサムシング・グレイトは同じ構造だと思う。答えは常に用意されているのに、聞く耳を持たないことでそれを受け取ることができない。
聞こえないものに耳を澄ます。見えないものに目を凝らす。ただそれだけのことが一番難しいのは、それをすることが真理だから、と思えば、いかにもなこと。
そう、気づいた時から、「それ」は常にそこにある。
それはとても頼もしく、素晴らしいことだ。