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#67 禁じるほど逆効果

こんにちは、ゆうです。

みなさんは自分に対して「禁じていること」や「やらないと決めたこと」はありますか?

例えば、SNSを見過ぎない、子供に怒らない、甘いものを食べすぎない、など。

しかし、禁じれば禁じるほど、それに反発してしまいたくなるのが人間です。

これを「皮肉なリバウンド効果」といいます。
ある考えを頭から追い払おうとすると、かえってそのことを強く意識してしまうことです。

自分に対して何かを禁じた時、脳では2つの働きが作動します。
1つは、禁じたこと以外のことに意識を向けさせようとする働きで、いわば「オペレーター」です。
もう1つは、禁じたことについて考えているという事実を認識する働きで、いわば「モニター」です。

通常、オペレーターとモニターは平行に作動し、モニターが誘惑の源や厄介な考えを探知すると、オペレーターが全面に出てきてあなたを目標へと導き、困ったことにならないようにします。

しかし、疲れていたりすると、オペレーターは作動せず、モニターが活発になります。
すると、モニターが禁止事項を探知するたびに、脳は無意識にその情報を処理し、その結果、自分がまさに避けようとしていることを考えたり、感じたり、行動にうつしてしまったりすると言います。

では、どうしたら本来の目標に向かって行動できるのでしょうか?

まず、誘惑や欲求を感じていることに気づき、それを紛らわせたり否定せず、自分の欲求や気持ちを素直に受け入れましょう

つぎに、思考や感情は必ずしも自分でコントロールできないにしても、それに対してどう行動するかは自分で選択することができる、と認識しましょう

さいごに、あなたが大事な目標を達成するために、自分で決めて守っていることを思い出しましょう。

強い衝撃を感じた時は、頭の中で大きな波を思い浮かべます。
波はうねり高くなりますが、やがて砕け散って消えていきます。
欲求の波に乗り、波に抵抗もせず呑まれることもなく、越えることです。

最後までお読みいただきありがとうございました。
素敵な一日をお過ごしください。


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