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【自分管理のお金】万が一のために家族と話しておくこと

万が一のことがあったときに、自分が管理しているお金周りのことについて考えました。

この考えに至ったのは、身内に重い病気にかかっている人がいて、週末にお見舞いに行ったことがきっかけです。

人間はいつか必ず死を迎えます。それが予測可能な場合もあれば、交通事故などで突然訪れることもあります。特に突然の死に対して、お金に関することで準備しておくべきことがたくさんあると気づきました。

3つのやっておくこと

  1. 証券口座などパスワードの管理について

  2. サブスクについて

  3. 普段からお金の話をしておく

1.証券口座などパスワードの管理について

まず、証券口座などパスワードの管理についてです。
現在、ありとあらゆるサービスのセキュリティが厳しくなっています。何をするにも「ID・パスワード」を求められますよね。証券口座や銀行の暗証番号など、本人にしかわからない情報が多いです。
これらの情報を、自分でもすべて把握するのが難しい、、
もしも自分が急に亡くなった場合、せっかく貯めてきた資産が家族に渡らない可能性があると感じました。

そこでやっていることとして、2つあります。
1つはアナログですが、ノートにパスワードを書いておくことです。いちいちめんどくさいですが、このノートを見たら“アイツの資産は私がもらった”状態にしています。すべての証券口座名・サイトにアクセスするための情報を書いています。
取り扱いにはかなりの注意が必要です。。。細心の注意と信頼関係と普段の行いと。

もうひとつは、「パスワード管理アプリを使っているからね」と家族と共有しておくことです。
中身までは見せたことはないですが、このアプリだよとだけ伝えています。
(こっそりみられているかもしれませんが、、)

あたふたしないための一つの手段になるのではないかと思います。もっと厳密に投資信託などの移管手続きまで考える場合は、結構な労力になりそうです。

2.サブスクについて

次に、サブスクリプションサービスについてです。
サブスクは、こちらからサービスを解約しない限り請求が続きます。知らず知らずのうちに毎月1000円や2000円が未来永劫引き落とされてしまう可能性がありますよね。
そこで私が実践しているのは、サブスク関連の引き落としを一つの銀行口座にまとめることです。例えば、Netflixやジムの月謝などをすべて同じクレジットカードで登録しています。そして、そのカードの代金が引き落としされる銀行を一つにまとめています。
メリットとして、サブスク代の引き落としがされる銀行口座の残高がなくなれば、サービス会社から「今月のサブスクリプション料金が引き落とせませんでした」という通知が来ると思います。
これにより、家族も「あ、Netflix契約してたんだ」と気づき、解約のアクションを起こせるでしょう。

残高が多すぎる場合は要注意ですが、サービス会社からサブスクの契約をしていることを教えてもらえるような仕組みにしておくのがいいと思います。お金を払わないヤツには、しっかり連絡をくれるはずです、、
バラバラいろんな銀行口座を引き落とし口座に指定していたら、家族も気がつかず、使ってもいないサービスの代金だけを払い続けることになってしまうかもです。

引き落としの履歴から「あいつこんなサブスクにもお世話になってたのか」とわかる場合もあるでしょう。
確認する場所を一つにまとめておく。手間を少なくする一つ手段です。

3.普段からお金の話をしておく

最後に、定期的に資産や家計などお金回りの状況を大切な人と共有しておくことが大事かなと思います。銀行口座が何個あるか、証券口座が何個あるか、保険をいくつかけているかなど、そういった情報を話しておくことで、万が一の時に家族が思い出してくれるきがしています。死んだらいろいろ緊急でやらなければいけないことがたくさんあり、混乱しますよね。

やれることはやれるうちにやっておく

パスワードの管理、サブスクリプションの引き落とし先の一元化、そして家族とのお金の話を習慣化することで、突然の事態にも家族が対応しやすくなるのではないかと思います。

今日は少し重たい話になりましたが、もし自分がいなくなったらお金はどうなるのか、こういった対策ができることをお伝えしたいと思いました。

先を見据えて資産形成をすることは大切ですが、命の終わりは誰にもわかりません。意識があるうちにやれることをやっておく。
何事も、準備を入念にやっておいて損はないはずです。




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