日記8(2種類の情報発信について)

今日は日記8日目。最近、書き始める時間が夜中の1時とかになってあまりいい内容を書けていなので、明日からもうちょっと早い時間に書いてみようと思う。

さて、今日のテーマは情報発信には二つの種類があるというお話。

結論から言うと、その2つの種類とは

①医者型情報発信
②テーマパーク型情報発信

このふたつである。

まずは①の医者型情報発信について説明をしていく。

情報発信をしていたり、興味を持っている人のほとんどがこの医者型情報発信をしていると思う。簡単に言うと、顧客の悩みを解決してその対価としてお金をいただくというもの。

医者のようにまずは相手の悩みを聞いたり、悪いところを教えてあげる。そしてそれを情報という名の薬をあげて解決してあげ、そしてその対価としてお金を頂く。これが医者型情報発信。

よく言われるように、ビジネスは悩み解決という名目のもと、悩みを解決しお客さんを理想の未来に連れて行っている。

これに対し、②のテーマパーク型情報発信は、新たな世界を提示してその世界に行きたいという悩みを生み出し、その世界への入場料としてお金を頂くというもの。

これはUSJやディズニーランドを思い浮かべるとわかりやすい。僕らは悩みがあるからあそこに行ってお金を払うわけではないだろう。それらの世界観を消費して楽しみたいという欲求に対してお金を払う。

ある程度物質的にも豊かになった現在、家でゴロゴロスマホをいじって生活しているだけで十分という人も多いはずだ。だが、彼らにUSJやディズニー等の新たな世界を見せることによって、そこに行きたいという悩みを生み出し、その世界を消費するためにお金を払ってもらう。

つまり、悩みを解決するのではなく、新たな世界を提示し悩みを生み出してそこに対してお金を払ってもらうのが②テーマパーク型情報発信である。

正直、短期的に早くお金を稼ぐのであれば、①のやり方のほうが効率は良い。なぜなら、すでにある悩みにたいして解決策を提示するだけだからだ。お金を稼ぎたいという悩みに対して稼ぎ方を教えたり、痩せたいという悩みに対してダイエットを教えるという感じ。

逆に短期的に稼ぐために②をやるのは難しい。なぜなら、自分の世界を作ってその世界を消費したいという悩みを生み出さなければならないからだ。それをするためには、自分自身がいろいろな経験をしたり、知性を鍛えて普通の人の想像できない世界を提示できるようにならなければならない。

USJやディズニーが非日常ではない普通の世界ならば、誰もその世界を消費したいとは思わないように、僕らも相手が想像できないようなものを提供する必要があるのだ。これは一朝一夕で提供できるようにはならないから短期で稼ぐのには向いていない。

では、どちらをやるべきかというと、今すぐお金を稼がなければいけない状況でないならば、僕は②テーマパーク型情報発信をやるべきだと思っている。なぜなら情報発信では続けなければお金を稼げなくなり、それなら長期的な目線でやった方がいいし、その長期的に繫栄し続けるためには②の方が圧倒的に適しているからである。

①医者型情報発信では悩みさえ解決できればそれでいいという人が集まってくる。あなたもそうだと思うが、「この医者じゃなければ見てほしくない!この人じゃなきゃダメなんだ!」という人がいるだろうか?

僕はいない。正直病気を治してもらえればそれでいいし、もっといえば治る薬さえもらえればそれでいいと思っている。つまり顧客の焦点が医者という人ではなく薬(情報)にあたってしまっている。

よって、一度悩みを解決したらそれでさよならになってしまい、何度もリピートしてもらうことが出来なくなる。ビジネスでは新規にアプローチするのは既存の5倍の労力がかかるという通説があるように、何度も一人の人からお金を払ってもらうのが理想なのだが、①ではそれができない。

まあ、新たな情報を得て、それを提供するというのを繰り返せば無理でないのかもしれないが、それではどれだけ早く、多くの情報を提供できるかという競争の世界に巻きこまれてしまう。

これでは自分が疲弊していしまうし、相手に悩みがなければマネタイズができない。よって長期的にみれば①は適していない。

逆に②は長期的にみるとかなり適している。

①とは反対に情報ではなく発信者に焦点が当たっているため、情報を得てさよならではなく、この発信者の世界では次にどんなことが得られるのか、体験できるのかというファンの状態になる。それゆえ競争することなく一人の人が何度もお金を落としていき、安定してた状態を保つことが出来るのだ。

また、自分の好きなタイミングでマネタイズをすることもできる。マネタイズしたくなったら、新たな世界を提示し、その世界を見るための入場料としてお金を頂く。僕らが悩みがあるからディズニーにいくわけではなく、純粋に夢の国を消費したいからお金を払うのと同じ感じ。

つまり、②は競争とは無縁の世界でファンを囲ってコミュニティ化でき、好きなタイミングでマネタイズできるという点から長きにわたって繁栄することができるのだ。

まあ、②型の発信をしていくには時間をかけて自分を磨き上げ、新たな悩みを生み出せるような存在になる必要があるし、これは一朝一夕でできるようにはならないので、地道にやっていこうと思う。

という訳で終わり。ではでは。





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