作品のためなら親でも使うべき

こんな親不孝な事言ってしまってごめんなさい、父上母上…。

これは決して、親をディスってるとかそういうころではなくて

漫画をつくるうえで頼れる人はとにかく頼りましょう

ってことです。

私は、アイデアを出し設定を決める段階で凄く迷います。

「本当にこれ面白いか?」「色眼鏡で見てないかな」

そんな思いが錯綜して、なかなか前に進めません。

そんな時、私はとにかく人にそれを話し、感想を求めます。

これは、私が優柔不断(ということもありますが)ということではなく

作者は常に自分の作品に思い入れがあるため、第三者の目線で見ることが難しく

なるためです。

そのため、周囲の人たちの率直で公平な意見は、自分の考えていたアイデアの

重要なアドバイスになります。

ここで注意してほしいのが、「相談する人は選べ」ということです。

例えば、相手が後輩だとすると、こっちを気遣って本音を言ってくれません。

また、漫画をすごく読んでいる人も、確かに言っていることは正しいですが

好みが偏っていてそれが反映されることもあるので、

そこは質問の仕方など工夫が必要です。

ではどんな人が相談相手に合っているか。

「仲の良い友人で、漫画もそこそこ知ってる」

方なんかは、ピッタリだと思います。持つべきものは友です。

ですが、向こうにも予定や時間があり、友人とはいえ頻繁に相談はできません。

ここで出てくるのが、そう、「父上母上」です。

・家族であるため気を遣わず意見をくれ、

・(私の場合は)漫画のこともちょっと知っている

・相談する時もそんな気を遣わなくていい

という、パーフェクトな存在です。ありがとうございます。

(当然、これはご両親の理解があってできることですが・・・)

まず自分で考えることが前提ですが、そこで迷ってしまったら

とにかく頼りましょう。

それで前へ進めるなら最高、ダメでもいい意見が貰えてラッキーハッピーです。

漫画は1人で描くようで、周りの人と一緒に作るものでもあると思います。

頼った分は、面白い作品をつくって恩返しとしましょう。




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