誕生日で気づいたこと
3月28日
今日この日は自分の誕生日だった。
20歳を超えてからは、誕生日というものに特に重要な意味は感じず、毎年ちょっと豪華な夕食を買って食べるぐらいだった。
けど、今年は本当に幸せで、大袈裟に言うと生まれた日を祝われる有り難みを、何年か越しに感じた日になった。
パーティーをしたとか、恋人に祝ってもらったとかではなく、夕食は今年も1人で黙々と。
毎年恒例、推しの前での食事だ。
今年例年と違ったこと。それは、プレゼントでケーキなどを貰ったこと。
ケーキに高級食パン。
人によればなんてことないかもしれないけど、1ヶ月の食費を1万ほどで暮している自分にとっては、最高にハッピーな出来事だった。
それは、単純に美味しいもの食えるということ以上に、こんな出来事が自分に起きるとは思わなかったから。
漫画ばっか描いての生活で、人との交流も少ない。だから、日常のふとした幸せとか心の動きとか、そういうものが蔑ろになってたんだと思う。だからこそ、視界がブワッと開くみたいに新鮮で、どっか別の世界の話みたいに感じられた。
「小さな幸せで満足してちゃ、大成できない」ということを聞いたことがある。
それはある面では事実だと思う。けど、小さな幸せを知らなきゃ、共感させるドラマもキャラクターも描けないし、想像じゃどうしても嘘っぽくなる。旅行した時にも感じたけど、自分が体験して自分が感じたものだからこそ熱をもつんだろうなあと。
だから、正しいかは分からないけど、小さい幸せに出来るだけ触れられるような環境を自分でつくって、それを拾い、咀嚼して、自分を通して外に出す。そうやっていけば、作品も大きくなっていくんだと思う。
まあ、書き連ねたけど、
今日は最高の誕生日でした!!!
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