the black sheep-Not Part Of The Deal

まさかの本日3枚目。今回はドマイナーきめます。

洋楽です。

何分、日本での知名度はおそらくかなり低いようで、ネット上でもあまり情報が見つからないバンドです。
ドイツのガールズバンド、歌詞は英詞。恐らく現在リリースされているのは2枚のフルアルバムのみ、です。恐らく。音源の入手も困難かもしれません。私は知った当時にベタ惚れし、結局某大手通販サイトでドイツから5000円以上払ってCDそのものを輸入する形で手にいれました…。ちなみにかのYoutubeですら曲名とセットで検索しないとMVがヒットすらしません。Itunesで検索したところ、なんか諸々と埋もれていますが、セカンドアルバムのみストリーミング配信されているようです。今回の記事ではファーストを取り上げますが、セカンドアルバムのタイトルは「Politics」です。そちらのアルバムも高品質ですので、当記事で気になった方はストリーミングでセカンドアルバムを入手するのが一番当バンドに触れる近道かもしれません。
グーグル先生等でバンド名で検索するともれなく違うバンドの情報がたんまりと出てきます。このバンド目的で検索をかける日本の方がどの程度いらっしゃるかわかりませんが、せめてもの情報になればと思いますので、記事にしようと思います。

特徴としては、実にストレートな音楽性のバンドですね。痛快なロックチューンが目白押しです。バラードもありますが、それもまた率直。ボーカルのハスキーでありながら幼さも感じさせる、でも色っぽい独特な声音がまたよろしい。激しい曲調からしっとりとしたバラードまで歌いこなす多芸なボーカルさんです。全体的には演奏や音質など、荒さを感じさせる部分はあるものの、それらを押しのけるような魅力があります。キャッチーさと疾走感、複雑ではないものの静と動をしっかり取り入れたメリハリと爆発力のある曲調、琴線に触れまくる哀愁バラードもあったりと完成度はかなり高いアルバムだと勝手に思っております。

特に冒頭曲の「You can't push me」は特筆ものかと。私はこのMVで当バンドにベタ惚れしました。かっけえ。イントロの左右に音を振ってくる独特なリフ、全体に溢れる疾走感、そして低音からサビの爆発まで隙のないボーカル。まさに痛快。キラーチューンとはまさにこのことと言わんばかりです。
他にもこんな声で歌われたら惚れるわと冒頭から言わずにいられないミディアムバラードの「Bring us back」。
シリアスな雰囲気のバラードかと思いきや大爆発する哀愁系でエモエモな「Come out now」など、名曲目白押し。

もう名曲の玉手箱や(古い)

ハマるかハマらないかは人によりけりかとは思いますが、私のように琴線に触れて触れてたまらない方もいらっしゃるはず。是非アルバムを手にしていただきたいバンドです。ファーストは現在入手がかなり困難かと思われますが、セカンドは上述の通りストリーミングで手に入ります。

なかなかいるようでいない、たまんねえ声(言い方)をした女性ボーカルを擁したバンドです。ガールズロック好きの方にはもちろんオススメしますし、邦楽洋楽問わずロック好きにも、何なら洋楽あんまり聴いたことない!って人にもガンガンオススメできます。
検索して情報を探すのすら大変なバンドなので、出来る限りMVを貼っておきます。是非ご一聴いただければ…というかいただきたい!ぜひ!

「You can't push me」

「Come out now」

「Bring us back」


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