今シーズン終了。

12月18日をもって自分のサッカー人生に幕を閉じることとなった。14年間続けてきたサッカー。
今回はさい今シーズンについて話していきたいと思う。

今シーズン関西リーグでの5ゴール5アシストという目標を一つ立てた。だが、理想とは程遠い結果となってしまった。今シーズンの立ち上げ当初は就職活動があり、中々練習に参加できず、コンディションをあげるのが難しい状態であった。そんな中大阪サッカー選手権という天皇杯に繋がる大会が3月にあった。僕はベンチスタートで後半15分から出場した。これが今シーズン初出場だ。相手は関西1部リーグのチーム。格上相手に臆することなくプレーしたが結果は3-0負け。

決定力の差が出た試合となった。

その1ヶ月後関西リーグが開幕した。だが、ベンチ入りすることすら出来なかった。そして新型コロナウイルスの影響で約2ヶ月試合が延期となった。
その期間はとにかくメンバー入りできるアピールのチャンスだと思い、練習に取り組んだ。
しかし、想像していない出来事が起きた。

Bチームに落とされたのだ。

思ってもいなかったことが起き、正直驚いた。
監督に理由を聞くと、プレー面はトップチームに値するがリーダーシップやチームを引っ張っていく力が欠けていると言われた。正直納得がいかなかった。
なぜなら、自分は今まで寡黙にプレーをするタイプであり、キャプテンシーや盛り上げるキャラではなかったからだ。そしてどうすることもできずにサッカー熱が冷めやる気がでなくなった。それに加えてアイリーグというBチーム中心で出場するリーグ戦をトップチームの調整の場に監督は選び監督に対して納得いかないことが続いた。

そんな中もう一度トップチームに上がるチャンスを貰った。そこで、体のキレを戻すために体幹トレーニングを始めた。すると体が思うように動き、少しずつキレも出るようになった。そして前よりも声を出して盛り上げることを心掛けた。そして、メンバー入りすることができるようになった。しかし、試合には出場できなかった。体はとても動いていて調子が良いのに出場できないもどかしさがあった。

そしてまたしてもBチームに落とされたのだ。

体も動いていて調子が良かっただけに理解できなかった。理由はまたしても同じ。自分では改善しているつもりでも他人からすると変わっていなかったということだ。

悔しさはあったが、自分の永遠の課題なのかもしれない。社会に出ればコミュニケーションは1番重要なものだと思う。自分はコミュニケーションを取っているつもりでも周りからするとそう見えないということ。それを克服しないと成長できないと感じた。

そして、長らく延期になっていたアイリーグが再開した。トップチームに上がる絶好のチャンスだ。しかし、3試合先発出場するもいずれもゴール、アシストをすることができなかった。悔しさだけが残った。

そして最後までトップチームに上がることができなかった。

悔しかったが自分の実力不足。受け止めることしかできなかった。
そんな中北摂リーグという北摂地域の大学でリーグ戦を戦う準公式戦が開催されるようになったのだ。
今回は3チームの参加とない2試合だけだか最後に2試合できるようになった。

最後の2試合悔いなくプレーすることだけを考えて試合に挑んだ。

迎えた初戦。
相手のホームでの戦いとなり立ち上がりから防戦一方だった。そして前半だけで3失点。攻撃も全くうまくいかず重い空気しかなかった。しかし、最後にそんな試合はしたくないという思いが強く、チームのみんなに声を掛けリーダーシップを取るようになり、苦手であったチームを盛り上げる行動を起こすようにした。
すると後半一気に追い上げることができ、結果は4-4のドロー。この試合で自分は1ゴールの結果となった。

そしてこの試合が今までで1番自分自身の成長を感じた試合となった。

課題であったリーダーシップを発揮し、声を出し、チームを盛り上げる。その大切さを存分に感じた試合だった。

2戦目は約2年ぶりにホームで開催することができた。この試合が引退試合となった。前半だけの出場だったが最後にホームで試合ができとても思い出の残る試合となった。

今シーズンの結果

関西リーグ 出場 0試合
アイリーグ 出場 3試合
北摂リーグ 出場 2試合 1ゴール

思ったような結果にはならなかったが自分の成長を感じたラストシーズンでもあった。
来年からは新たな生活が始まるのでより自分が成長していけるように頑張っていきたい。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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