見出し画像

どうして私は日本人?

こんにちは。ゆつきです。

皆さんは、こんなことを考えたことは、ありますか?

なぜ自分が、十三億人の中国ではなく、一億ニ千万人の日本に生まれたのか。

江戸時代に生まれた人、明治に生まれた人、平成に生まれる人もいます。

大正、昭和に生まれて無理やり戦争にかり出され、殺された若者もたくさんあります。平和な世に生を受けていたら、そんな人達の人生は、大きく変わっていたでしょう。

地球上に、同じ人間はいません。ですが、自分の生涯を左右することが一体何によって決まるのか。

これについて、お釈迦様は、こう説かれています。

「汝ら、過去の因を知らんと欲すれば、現在の果を見よ。未来の果を知らんと欲すれば、現在の因を見よ」

過去にどんな種まきをしてきたかを知りたければ、現在の結果を見なさい。未来、どんな結果が現れるかを知りたければ、現在の種まきを見なさい。

仏教の根本教理は、「三世因果」の教えにあります。「三世」とは、過去世、現在世、未来世のことです。

過去世
→私達が生まれる以前の全ての過去。
現在世
→この世に生を受けてから死ぬまでのこと。
未来世
→永遠の死後。

私達一人一人に、この悠久の過去と永遠の未来の三世を貫く生命があると説かれています。

善い行いをすれば善い結果(善因善果)、悪い行いをすれば悪い結果(悪因悪果)、自分の行いは全て自分に返ってくる(自因自果)の「因果の道理」に従って、私達の過去世の行為が現在世の私たちの境界(きょうがい)を生み出したのです。

原因が変われば結果が変わる。
それが、因果の道理です。

日給一万円の仕事を百日働けば百万円もらえます。ですが、一日働いても一万円、百日働いても一万円という仕事はありません。

因果の道理には、寸分の狂いもありません。

どうして日本人に生まれてきたのか?

日本人として生まれたという結果は出ています。

あの日、あの場所で生まれる種まきを過去世にしていた、ということです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?