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チームに感謝の心を育てるありがとうSNSツール『ThanksGift』~ありがとうをプレゼント~

この記事では、自社で導入している『ThanksGift(サンクスギフト)』についてシェアしていきます。

この記事は、こんな方に読んでいただきたいです。

・少しでも楽しく働きたい方

・職場のコミュニケーションを良くしたいと思っている方

・職場の人間関係に悩んでいる方

・『ThanksGift』に興味がある方、利用している方


まず、『ThanksGift』とは何ぞや?

一言で言うと、「ありがとう」を送り合うSNSツールです。

※下記は、『ThanksGift』を提供している、株式会社TakeActionのリンク。

私なりに、『ThanksGift』が解決する課題、使い方、考え方を4つに分けて記載していきます。

①『ThanksGift』が解決する課題

同じ会社にいるのに、企業の理念やミッションが浸透していないがために、部署間やメンバー間でギスギスしてしまう事はどの会社でも、あるあるだと思います。

営業職と事務職開発と運用など、役割だけで見ると、一見相反する部署には効果的だと思っています。

※営業職と事務職の例:営業が売れば売るほど、事務作業が忙しくなる、等

上記の例は、本来なら、営業が売るから利益が出て給料が貰える、事務が請求業務まで行うから営業に集中出来るという事実が見えなくなってしまう例です。

会社に属するというのは、

会社に属する = 同じミッション(課題解決)を持っているチーム

という前提があり、メンバー(社員)は大切なビジネスパートナーであるのにかかわらず、ついつい、目の前の仕事に没頭してしまい、独り善がりになってしまう経験は誰にでもあるのではないでしょうか?

せっかく、チームに属しているのに、気持ち良く仕事が出来ないのはお互いに不幸と言えます。

それがきっかけで、会社に自分の居場所が無いと思い込んだり、やる気が下がったり、離職に繋がる場合もあります。

そういった課題はどの組織にもあるのではないでしょうか。

『ThanksGift』は、ギスギスした職場の雰囲気をマイルドにしてくれたり、賞賛されるべき行動や、普段伝えきれなかった「ありがとう」をいつでも伝える事が出来ます。

②コインで気持ちを伝える

『ThanksGift』はどうやって相手に「ありがとう」を伝えるか、少し説明します。

伝える方法は相手に「コイン」を贈ります。

そのコインは、何種類か設定する事が出来て、「会社の理念に沿った行動」を何種類かコインに落とし込む事が出来ます。

例えば、「元気コイン」などをコイン化したとして、元気な挨拶をして貰ったり、元気を貰えた時に、相手に「元気コイン」を贈る、というような感じです。

見える化されたコインは、自動で集計されて、

・誰がどのくらいどのコインを贈っているのか?

・誰がどのくらいどのコインを貰っているのか?

の集計も一目で分かります。

パソコンのブラウザ上で贈ったり、スマホのアプリから贈る事が出来るので、贈りたい時に贈りたい相手に贈れる事がメリットです。

③感謝マインドが身に付く。「今すぐありがとう」と「改めてありがとう」

いやぁでも、

「コインは分かったけどさぁ、それって直接言えば良くね?」

「チャットでいいじゃん」

「やる事増える」

と思いますよね。笑 

とても分かります。

でも、忙しい業務の中で改めて場を設けて話したり、業務で使うチャットでの会話は要件がメインだったりして、改めて感謝をするタイミングを失ってしまった経験はありませんか?

「あぁ、あの時ちゃんと落ち着いてありがとうと伝えたかったなぁ」

という、不完全燃焼なありがとうを救ってくれます。

また、コインという贈り物にする事によって、改まった形で賞賛されたり感謝されたりすると、人は嬉しいものです。

そのために、『ThanksGift』というツールで行い、きちんとありがとうをメンバーに伝えるのです。効率より効果のツールです。

自分が使っていて、一番のメリットだなぁと感じているのが、

自分自身に「感謝マインドが身に付く」事です。

人の良い所を見ようとするので、単純ですがその人の良い所が目立って見えて、自然とその人を好きになります。笑

好意的に思っているのは相手に伝わるもので、自分の気持ちも前向きになりますし、相手もハッピーです。そしたら、気持ちよく仕事出来そうではありませんか?

『ThanksGift』を使ってみて、ありがとうは大きく分けて2種類の伝え方があると気付きました。

それは「今すぐありがとう」「改めてありがとう」の2種類です。

・今すぐありがとう:業務に追われて賞賛されなかった「ありがとう」を贈りたい時にスマホで贈れる。事務所から離れて現場に出向く事業や、テレワーク環境で特に大きく効果を発揮する。

・改めてありがとう:少し時間が経ってから「あれは素晴らしい行動だな」と気付く事もある。私は運転している時や家事をしている時に気付く事が多い。笑

④「ありがとう」をラッピングしてプレゼント化する

大切な事は「プレゼントを贈るように」、”普段自分では貰えない言葉”や”貰ったら嬉しい言葉”を自分の中でプレゼント化する事を意識すると、相手に喜ばれると思います。

『ThanksGift』は、チームが何となく盛り下がっている、あるいは落ち込んでいる、と思った時に、然るべきタイミングでコインを贈ったり、マネージャーがメンバーに対面で「あなたにはこういう所に良い所があるよね」と、メンバーのコインのを見ながらフィードバックして承認するなど、マネジメントに活かす事が出来ます。

コインを贈る事は、普段からその人の良い所を常に見ていて、贈る言葉を持っているからこそ、出来る事です。

フィードバックは『ThanksGift』で「ありがとう」が見える化されているからこそ、出来る事です。


また、個人的に思う運用で注意する事は下記です。

・楽しんでやる事

・義務感でやらない

・あの人に贈ったから、あの人にも贈らなきゃいけないよなと気負わない(義理チョコではなく本命チョコをたくさん渡す)

・継続する事(ちなみに私は必ず一日1枚は誰かに贈ると決めています!)

リアルでのありがとうと同じですね。

『ThanksGift』を運用しながら感じている事は、自然と賞賛し合ったり、自然に褒めたり、接するときに明るくなったメンバーもいると感じています。

さっきは『ThanksGift』ありがとう!という会話も生まれる事もあります。笑

人は感情の生き物で、所属しているチームに自分の居場所があると思えれば、その人本人のパフォーマンスを最大限に発揮出来るでしょう。

前向きな感情をチームに吹き込む事は、とても大事な戦略だと考えています。それに関して、以前記事を書いていますので、まだご覧になっていない方は、下記の記事を一緒にご覧ください。


いかがでしたでしょうか。

社員が会社に元気に出社してくれるのは当たり前でしょうか?

頼んだ仕事をやってくれるのは当たり前でしょうか?

「給料もらってるんだからやって当然でしょう」

「そういう役割なんだからやって当然でしょう」

と思ってしまえばそれまでですが、

給料などの数字、組織での役割には感情はありません。

くどいですが、人は感情の生き物です。

「ありがとう」を溢れさせて、前向きな感情をチームに生み出しましょう。

『ThanksGift』で一人一人が、チームに存在する意味

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