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深夜の冷蔵庫にバナナボートが1個


ごきげんよう
ゆうとうです。

バイトから帰ってきて冷蔵庫を開けると
バナナボートが1個あった。

わたし、バナナボート大好きなんですよね。
疲れた体に甘いものを欲する自分がいる。

これは妻が私をねぎらうために買ってきてくれたんでは?


やさしいじゃないか。


普段はバイトから帰っても
何も食べないが、バナナボートは別だ。

我慢ができない。



すぐに袋から取り出してがぶり。


「うめ~、」


バナナとクリームの甘さがたまらん。

甘いものを欲している体にしみる。

「う~ん、しあわせ」

食べ終わって満足したのもつかの間

何か嫌な感じがした。

「ちょっと待てよ」


冷蔵庫にあったスイーツを勝手に食べて

妻に
「私が食べようとして買ってきたのに!」と

文句を言われたことを思い出す。

きっと、このバナナボートが私の分だとしたら
すでに妻は自分の分を食べているだろうと推測。

食べ終わったバナナボートの袋がないか
ゴミ箱をチェックしてみる。

「なかったら、どうしよう」

「また、オレやっちゃった?」

妻が朝からキゲンが悪くなるんじゃないかと
ちょっと不安になった。

そしたら、あったよ!

ゴミ箱に空のバナナボートの袋が!

「よかった~。」

これは自分が食べてもいいやつだったんだね。

これで安心して寝ることができる。


もう、夜中の2時をすぎてるじゃないか。

早く寝ないと。


こんな話にここまで付き合ってもらって
ありがとうございます。

ゆうとうでした。

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