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英語での妄想がスピーキングに役立つ話


先週の金曜日……

渋谷駅の東急東横線構内を歩いていたところに話しかけられたんです。

Excuse me?

って。
日本国内で、初めて、英語で話しかけられたんです!
うひょひょー!!!

英語を長いこと学んできて、中学高校では英語無双していた僕も、
日本国内にいては、能動的に英語を話す機会を得ない限り、
全く喋るチャンスがないなと、常日頃から思っていたんですよね!

だから高校生の頃なんか特に、駅の外国人観光客の方に話しかけられないかなーなんて願望を抱いていました。
(自分から話しかけろよっっ!)

そして、話しかけられた際に自分が英語でさらっと受け答えする場面を結構妄想することが多かったんですよねー
(若干中二病感あるかな?笑)

そして、ついにその時が来た!
聞かれた質問がこちら
↓↓↓

How can we get to New South Exit?
新南口にはどういったらいいですか?

うん、えーっと、新南口???
いやどこだそれー!!!

ってなっちゃいました。笑
そうなんです、いくら英語で受け答えするイメトレを行ってきたとはいえ、
渋谷駅のあの複雑な構造が僕の頭に入っているわけがないんです!

瞬発的に

Let me search on my phone.
ちょっと携帯で調べさせて

って言って、駅構内図を検索してみるも、そもそも自分が今どこにいるのかがわからないし…!

乗り換えなら、看板を見ればすぐに方向がわかるのですが、出口までは看板に記載はありませんでした。
日本人でも迷うんだから、そりゃ不慣れな観光客なんか迷って当然だよね……泣

1分くらい悩んだ挙句、その観光客の方も「もう大丈夫」みたいな雰囲気を出されてしまいました。トホホ…

ただですよ?
ここで僕が助けてあげなきゃこの方々ずっと迷うことになっちゃうわけですよね。
やっぱりここは、英語ができる僕が助けてあげなきゃいけないな、と。
そしてヒーローになってやろう、と。✨キラー✨ーーン✨
(完全に自己満足)

ってことで最終奥義

Can you follow me, please?
ついて来てくれる?

を召喚! どん!
すごく怪訝な顔をする観光客…(失笑)
でも、これ以外に方法はない! しゃきーん!

とりあえず改札まで連れて行って、駅員さんに聞いちゃおう作戦を実行することにしました!

駅員さんに質問をして、それを英語に通訳してあげました、ってことです。
いいですよね……別にこれでも!?
なんとか事なきを得ました。汗

でも、人助けできたし、相手も道がわかったし、多分お互いwin-winでしょう!
そうであると願いたい!
そうであるに違いない!
さわやかーーー!

妄想したから英語が話せた!

さて、タイトルの回収をしましょうか。笑
ここまでは、シミュレーションが役立った話をしていませんからね。

確かに渋谷駅がわからなさすぎて、迷ってしまったのは事実です。
でも、その迷っている間を何かしらの会話で繋いであげた方が、今自分が何をやっているのか相手にわかりやすくなります
英語が話せなくて、沈黙したまま一人で考えていると、正直気まずいですよね。

だから自分の状態を実況をしましょう
最初に言ったLet me search on my phoneから始まって、その後

I'm looking it up with the station map.
駅構内図を見ています

と、やっていることを説明するんです。
でも、結局のところわからなかったので

Ummm… I actually don't know where we are right now… Shibuya Station is so complicated that even Japanese people will get lost, too.
うーん自分がどこにいるのかすらわからないなぁ。渋谷駅って複雑だから日本人ですら迷っちゃうんですよね

みたいに雑談を交えつつ、結局、

It may be better to ask the station staff.
駅員に教えてもらった方がいいかも

って苦言を呈しつつ、改札まで連れ出すんです。
その後は、僕が日本語で駅員さんに質問して、それを英語に翻訳して教えてあげます。

You gotta get out passing through the gate, then proceed in that direction, make a left turn, and head to C2 exit.
まず改札を出て、(指差しながら)そっちの方向に進んでください。左折して、C2出口に進んでください

こんな感じのシンプルな説明ももちろん、妄想の甲斐あってさらっと言えました

まとめ:道案内に限らず色んな妄想をしよう

僕はとにかく英語を喋りたくて、道案内の他にもいろんな場面で英語を話す妄想をしたり、独り言を言ったりしていました。
だからこそ、今回みたいな突然の出来事にも対応できたんです。
そんなわけで、日常のあらゆる場面で、これは英語でどうやっていうんだろう? と色んなところにアンテナをはっておいて、わからなかったものは調べて頭に入れる(or メモをする)ということを習慣化できると、スピーキング向上につながると思います。

そんな話でした。

※本記事に含まれる情報は最終更新日時点のものであり、最新の情報とは異なる場合があります。

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