英文法問題集のやり方

この記事は英語無双シリーズ(まだ中高一貫校編の1本しか投稿されていませんが、シリーズ化予定なので笑)の補足説明になります。
基本的な使い方は以下の記事からご確認ください。

文法問題集の中には、章の初めにまとめページがついているものがあると思います。
そのページは、とりあえず最初の段階ではざっとだけ読んで問題に取り掛かってしまいましょう。
ざっとしか読んでいないので、答えられる問題と答えられない問題が出てくるはずですが、それで結構です。
答えられない問題は、まずは一生懸命思い出そうと努力してください
どうしても思い出せないときに右の解説ページを見直しましょう。
この時に感じる悔しい感覚が、記憶の定着に密接にかかわってきます。
こうやってアウトプットしていく過程で、覚えられていなかった文法事項を徐々に頭に入れていきましょう
英語以外の勉強法にも同じように問題を解いて覚えていくプロセスでの勉強法が使えます。

問題を解く過程で、以下の問題には印をつけながらやると復習の際に楽になるでしょう。

  • なんとなく正解してしまった、根拠が説明できない問題

  • 不正解だった問題

一通り解き終わったら、最初のまとめページに戻って自分の知識を確認しましょう。
それが終わったら、今度は自分でその内容を説明できるかどうか確認します(プロテジェ効果と呼ばれる効果的な学習法の一つです)。
実際にその分野について知らない初心者に説明できるのがベストですが、特にそのような知り合いがいなければ自分に対して説明する方法でも大丈夫です。 自分自身とディスカッションするつもりで、復習日を活用して取り組んでみてください。
例えばこんな感じで…

「現在完了形っていうのは、過去から現在にかけて行われてきていることを表すときに使います!」
「ん? 過去について表す…? それ、過去形との違いは?」
「過去形は過去の一点を表すのに対し、現在完了形は過去と現在を結ぶ線のようなイメージです!」
「線のようなイメージって、現在進行形じゃない?」
「なるほど、鋭いですね! 進行形は、その動作をやっている『最中』に主眼が置かれているのに対して、完了形は過去に始まったことが現在にもなお影響を及ぼしているときに使います!」

実際の現在完了形の説明は文法書で確認してほしいのですが、常に自分の説明に対して反論できるところがないかどうか意識しながら、説明できるように学習を進めていきましょう。

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※本記事に含まれる情報は最終更新日時点のものであり、最新の情報とは異なる場合があります。

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