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ライターとして第一歩を踏み出すきっかけになった #オキグリ講座 (WEBライター育成講座の感想)

あるタブロイド誌からカメラマンとしてお誘いを受けたことがライター講座を受講したきっかけだった。カメラだけでなく、ライティングもしてみたいと思うようになり、ちょうどいいタイミングでWebライター育成講座が開催されることを知り、受講することを決めた。

講座を受けて色々感じたこと、思ったことをまとめてみた。もし受けてみたい人がいるのなら、ぜひ参考にしてほしい。

①今後も役に立つと感じたこと

・時間の使い方を今まで以上に意識するようになった。

記事を書くためには原稿執筆の時間だけでなく、調べものをする時間、取材の時間、その他諸々、多くの時間が必要だ。本職で働きながらその時間をどうやって作り出すか、そして自分の時間などもどうやって確保するのか、そのことを意識するようになった。

・本やweb記事を読む時の意識が変わった。

内容については注意深く読んでいたけど、文章の書き方や構成についてはあまり気にしていなかった。今回授業でライティングの基礎を学んだことで、様々な記事を読むときにどういう構成で記事を書いているかも気を付けながら読むようになった。

・今まで以上に気になるお店やスポット、モノを探すようになった。

ジョギングやドライブをしていると、気になるお店やイベントを見つけることがよくある。そういった場所はとりあえずメモして、後で訪れたりしている。ライティング講座の受講後はより積極的に探すようになった。記事のネタにできるのはもちろん、例え記事にならなくてもそういうスポットを探すのは楽しいので、これからもガンガン動いて探し回りたい。

②難しいと感じたこと

自分が書きたい事と記事として書くべき事にズレがあった。今回の取材で多くの面白い話、今後の仕事や生活で役に立ちそうな話など聞かせてもらった。それを余すことなく全部記事に入れたいと思い、執筆してしまった。けど、今回の媒体が観光系だったので、そのスポットに行きたくなるような文章を書かなければいけないのに、自分が書きたいことばっか書いてしまって、読者が読みたくなるような記事、観光で訪れたくなるような記事がなかなか書けなかった。

どういう風に文章を書いたらいいのかかなり悩んだ。普段の生活では仕事用の報告書を書いて、技術書などを読むことが多い。けれど、Webの観光記事はあまり読んでいなかったし、ブログなども書いていなかった。要するに観光記事を書くために必要な知識も技術も経験も全然ない状態だった。だから、書きたいことはあってもどう書いたらいいのかわからなかった。

あと細かい部分のツメの甘さが目立った(半角、全角、数字の表記、見出し付け忘れ、その他もろもろ)。ただし、これは経験を積んで慣れてくれば少しずつ改善されていくかなと思っている。


③初めての取材について

楽しかった。今回こんな機会じゃないと聞けないような話が盛りだくさんだった。できればもっといろいろ話を聞きたかった。

けどやっぱり緊張はした。それの影響で最初の5分くらい録音をし忘れたし、素っ頓狂な質問をしてしまった。やっぱりこれも経験不足が原因だと感じている。

準備に関しては大丈夫だったと思う。現場に15分前に着いていたし、必要な道具もすべてそろっていた。聞きたいことも全部聞けた。準備不足で慌てることは無かった。

④"チームで動くこと"とは

普段仕事等でチームで動くときに心がけていることがある。

I. メンバーの強味や好みを把握して、それをどうやってうまく活かすか

II. ディスカッション大事。リーダー一人で決めない、決めさせない。

III. 一人で解決できない作業や仕事はチームでどう動くか考える。

I. については正直あまりできなかったと思う。というのも共同執筆者の強味ややりたいことが最後まであまり把握できていなかった。

II. に関しては、共同執筆者と直接会えるときは相談するようにしていたし、Slackでも連絡するようにしていた。編集者のみやねえさんにもたくさん相談にのってもらってかなり助けてもらった。

III. は取材のときにフードを持ってもらって写真を撮ったり、インタビューで自分が質問を考えている間に、相方が質問してくれたり(特にそういう段取りを組んだわけではないけど)助けてもらった場面は何度かあった。

⑤全体的な感想

「悔しい!」と感じることが多かった。みやねえさんの修正版や同期の受講生の文章を読んで、この表現いいなって感じたり、自分では気づかないだろう感性や視点を持っていたり、そういう場面に出くわすたびに実力不足を感じた。

とはいえ、そんなに落ち込んでいないし、たくさん失敗した分得られたものはすごく多かったと思う。

そして何よりもライティングは楽しかった。受講生の仲間や取材先などで今までの生活ではなかなか接点のない人の話を聞き、こういう機会が無いと訪れる事がなかったであろうLagoonさんに行けてよかった。知らなかったコザの町の魅力に気づくいいきっかけになった。

あと今回ライター講座を受けて、自分の中にライターとしての可能性が少し見えてきた気がする。と言ってもまだまだ足りないものだらけだし、ライター業だけで食っていけるとは全然思えない。それでも「ライター業をやれるかも…」って思えたことが一番の収穫だったかもしれない。

みやねえさん曰く「立ち止まったら、ぶん殴る☆」らしい。そう言われたからじゃないけど、ライター講座が終わった後もちょこちょこ動き続けている。これから先も止まることなく動き続けたらきっといい方向に進んでいけるかなと信じている。



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