見出し画像

愛と感動

アイドルの仕事で東京に行ってきました。
ZiDolです。

ぼく、アイドルなんです。
kento fukayaに「これはあなたの物語です」と呼び出されたはずなのに
新曲が出るたびに立ち位置は外側になり、担当歌詞は減り、
その分量は、2曲目は4文字、3曲目は「ぼくの声どこですか?」と質問すると
「一応入ってるらしいよ」と隠し味みたいに言われていました。

アイドルとしてライブをやる時はとても緊張します。

半年に一回くらいしか踊らないので、振り付けを毎回思い出さないといけないのです。

そのくせ、ぼくはアイドルの素晴らしさを体験してきているので
自分がアイドルをやるからには、自分を推してくれる人にも
愛と勇気を与えたいという気持ちがあります。
なので、自分の担当カラーである赤色のペンライトを
荒れる海の中の灯台のように頼りにしながらそこへ向けて全力で踊っています。
しかし、客席に赤色を見つけるたびにうれし恥ずかし色んなことを考えてしまい
振り付けが頭からとぶのです。

結果、愛と勇気を与えるどころか「ぎこちなく動きながら半笑いでこっちみてくるおじさん」を皆さんにお届けしてます。
こんなやつ、アメリカならすぐに銃で撃たれています。

しかも今回は大好きなGANG PARADEさんといっしょのライブでした。
奥田さんとごんちょくさん(ギャンパレさんのスタッフさん)はじめ
いろんな方がずっと企画してきてやっと実現できたライブです。

ただ、推しのアイドルと共演、しかも自分もアイドルとして出演なんてことは
一般成人男性39歳ならば気絶する事態です。

でも、この日のぼくはアイドル。永遠の38歳。
いつも以上に気合いを入れて大阪から行きました。
前日は、全然寝れませんでした。
いつもの食欲も鳴りを潜め、新大阪で買ったカスクートを食べられずに
目黒のスタジオまで持ち込む始末でした。

劇場に到着してリハーサル。
客席でギャンパレの皆さんがその様子を見ている中でのリハーサルでした。
ぎこちな半笑いおじさん(練習中)を見守っていただきました。
ギャンパレさん見てへんふりしながら(ほんまはめっちゃ見てんのに)踊ったら
今まででいちばん振り付けを間違えました。

リハ後、袖から見ていた堂前さんに呼び出され、何かなとついていくと
「おまえ、信じられへんくらいキモい顔してたで」と言われました。

「ぎこちなく動き、立ち位置などを確認するふりをしながら、信じられないくらいキモい顔でチラチラこっち見てくるおじさん」登場。

この後よく共演していただいたものです。

本番どんな顔で踊っているかは配信をぜひご覧ください。

この日の思ったことを全部書き切るのは難しいのですが、
先輩が「マルコポロリ見たで、おもろかったわ」と言ってくれたり、
同期でつけ麺食べたり、帰り道に真剣な話をしたり、めちゃくちゃ楽しかったです。

愛と感動にあふれた一日でありました。


こちらも、愛と感動であふれた内容です。

1/24(水)
会場 日本橋UPs
19:15開場 / 19:30開演
チケット¥1,000
1drink¥500別
チケット予約受付中
※高見のインスタのDMへお願いします

きっとネタしたり、話したり。
お待ちしてます!

ライブのチケットを買ってくれた方がお互いのためだ!