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漫画最強説という稚拙な持論

 

漫画は、、お好きですか??

 

SLAM DUNKがアニメ映画化されることに少し乗ってみましたが。鬼滅の刃の映画も興行収入歴代1位を更新したり、本当に日本はアニメ・漫画の国なんだなと感じます。

私は漫画が大好きです。そこそこの量を読んでるという自覚もあります。

そんな私はもう10年以上前から【漫画最強説】というものを持っています(特に発表はしていませんが)
 
それを改めて思い出したのはつい昨夜の話。「ゴーストインザシェル」というハリウッド映画を観たことがキッカケです。
この映画は日本の漫画「攻殻機動隊」が原作で、アニメも映画数本、テレビ放映が数シーズン作られてまして。私はアニメの方のファンで一応全てを観ています。
 
ソフトバンクのCMに作品中のロボットが出てきたり、影響を受けた海外の作品も多いと聞きますし、世の中にファンも多い、かなり良い作品と思っています。
 
さて、その映画ですが、アニメがすごく好きだった故にハリウッド映画化が楽しめるか怪しいと手つかずでした。とはいえ、ご時世でおうち時間も増えてますから、いよいよ手を出し観賞。

日本語吹替版で観たところ、声優陣がアニメと一緒でした。ですが、北野武さんが出演してるため、その役は武さんの声そのまま。。
 
違和感エグ過ぎる。。
 
この声優を揃えることに意味はあるのかと、違和感が拭えず残念ながら途中で観るのをやめてしまいました。
スカーレットヨハンソン始め、全然違う声優で良かった。
 
その違和感だけでなく、やっぱり映像が綺麗ではあるけど、アニメの方が好きかなと思いました。
 
そこから思考は派生して、アニメ発端ではありますが、漫画最強説へと。
 
私の考える漫画最強というのは、作品が面白さとして必ず高得点だという話ではありません。
漫画という媒体自体が万人にとって、高得点を叩き出し易いということです。

説明を簡単にするため、媒体を小説→ライトノベル→漫画→アニメ→実写(映画・ドラマ)とします。
※ここで、ライトノベルを入れていることは後述します。

例えば、映画化した実写を観た、原作の小説は読んでないということがあります。

これは何故か。時間が掛かるというのもありますし、本を読むということはやはりある程度の疲労が発生します。
「読解力が必要」ということだと思います。
※このノートという媒体の記事もそういう部類ではあるので、この媒体を利用する方々は読解力がある人達といえます。
 
私は、この「読解力」に加えて「想像力」が必要と考えています。ここでいう想像力は、読解したものを頭の中で映像化する、というか状況を作り上げて動かすという力を指します。
想像力をもって理想の映像として完成させるということと考えています。
読解力だけでは楽しめず、想像力があってこそということになります。 

そこで、脳みその処理能力を数値化してRPGのMPみたいに捉え、それは個々人によって保有量は違うという前提に立ちます。
それに加えて、前述の通り「読解力」と「想像力」に振り分ける必要があるとします。


例えば、100p保有していたとします。(仮定の話なので単位も仮定でPとしました)
すると、読解力に50p消費した場合、想像力に使用できるのは50pとなります。
 
保有量が分母として200pあれば、余裕をもって想像力に回すことができるということになります。
 
この読解に必要な読解力が何p必要なのかが肝となります。
前述の媒体では、小説が最も高く、実写は消費量が少なくなります。
ライトノベルは挿し絵や表紙等のお陰で小説よりも消費量が低くて済むということになります。
 
では、実写が一番良いじゃないかというと、現実の評価はそうではなかったりします。確かに原作は難しすぎるという意見もありますが、原作の小説の方が評価が高かったり。
漫画のアニメ化についても「声がイメージと違う」「雰囲気の違う漫画だったような」など、原作の漫画と比較され低評価を受けたりします。
 
これは何故でしょうか。それは当然想像力による理想のイメージの方が実写・アニメより上回っているためです。
 
実写・アニメは想像力の介在する隙間がありません、もう目の前にあるからです。
逆に、小説は読解力に割いた残りの想像力では自分が面白がれるイメージが作りきれないというデメリットを抱えていると考えられます。
 
その点、漫画は絵があり、吹き出しの形、擬音の字体等々読解にはそこまで消費せず、それでいて動いてはいないので、理想の形でイメージ化され易媒体といえるので、つまり万人にとって高得点を叩き出し易いという結論にいたります。
 
これが、私の考える漫画最強説です。
 
因みに、最近のお薦めは一貫して「魔女と野獣」です。ここまで漫画を媒体として褒めまくっておいて何ですが、、
 


こちらの作品、、、
 


ハリウッド映画化に向いてると思います苦笑笑。

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