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これを書いているということは

何でだろう。文章を書いてる時ってだいたい上手く行ってない時なんだよね。上手く行かない時の方が文章を書く手が進む。ってことは、また草場勇斗は上手く行かなかったみたいです。

初めてTOPチームで試合に出た時に色んな人からメッセージが届いた。色んな人からメッセージが届いた時に嬉しかった。良い波がきていると思った。でも、同時に怖くなった。なぜなら、僕はこの波を知っているから。これまでも何度も何度もこのまま上手くいくと思うような波が来た。でも、その度に何度も波は僕を置いていった。その波に踊らされる度にいつか心が壊れてしまうんじゃないかと思う。

いつも、何も得てないのに、何も掴んでもないのに、波がさった後のことを考え、この景色を失うのが怖くなった。何も失うものなんてないのに。。


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初めて出た試合から次の試合まで、オフを入れて中 4日しかなかった。試合の前日は調整だから実質2日しかないのは理解していた。だから、この2日間でどれだけアピールできるか、そう思っていた。
試合後のオフ明けの練習が始まった。プレーしていく内に何か自分が思い切ったプレーをしていないのに気がついた。いつもなら思い切ってシュートを打っているところをパスを出したり、置きに行ったシュートを打っていた。僕はミスを恐れていた。ミスをしないようにCBからの縦パスも受けようとしなかった。何も失うものなんて無いのに、同じポジションの選手のプレーを見て心の中でミスを願っている自分がいた。本当に情けない。でも、これが自分の実力なんだろう。守りに入るくらいの実力しかないんだ。
僕はバカだ。初めて出た試合で、全国大会が決まったからと言って、何かを成し遂げたような気になっていたのかもしれない。
「自分の夢はCLで得点王になること、日本代表になることなのに。」
そこから逆算して目先の目標は全国大会でスタメンで出場し、全国で得点王になること。
そこから逆算すればまだまだ成長していかなければならない。それなのに守りに入っている場合じゃない。
4日前の試合は出場したが、明日の試合はベンチ外。それでも、目標とする自分の姿に向かってやるべきことをやるべき時にやり続ける。

無理矢理にでも、こうやって文章にして自分を奮い立たせてこの瞬間から次に向けて動き出します。

草場勇斗 いただいたサポートは、一部をボランティア団体に寄付させていただきます。残りは夢を追うための活動資金として大切に使わせて頂きます。応援よろしくお願いします。