言葉から伝わる新井章太の覚悟
またまた久しぶりに書いてみる。
やっぱり自分の言葉がしっくりきます。(笑)
4月掲載されたセルソースのnoteで新井のインタビューをして感じた事を率直に書きたいと思う。
あのインタビューは、しょうもない話も実際かなり多かった。(笑)
17年になる付き合いやからこそ話せる内容だらけ。
サッカーの話もそう・・・新井章太の胸の内を少しは聞けたかなと感じた自分がいた。
川崎フロンターレで7年は新井を大きく成長させたとおもう。
選手としても、一人の人間としても。
順風満帆ではないサッカー人生。それは川崎フロンターレ在籍時でもそう。
5年という月日を共に過ごしたけど、ベンチを温める日々やそれすらできない日々もあった。
それでもグランドには常に全力で、日々トレーニングに励む姿しかなかった。
自分が退団する頃には、もう自分が知ってる新井章太ではなかった。
自他共に認めるJ1選手がそこにいた。
これは余談やけど憲剛さんも「最初はどうなることかと思ったけど、みるみる成長していった」と。
まぁ冷静に考えたら大久保嘉人のシュートを毎日アホほど受けてたら嫌でも成長するわな・・・・自分が2014年にそれは実体験ずみ。(笑)
(大久保嘉人、小林悠、中村憲剛、レナト、このカルテットと毎日対戦。)
2019年のルヴァン杯のPKストップ
これはフロンターレファミリーなら鮮明に記憶に残っているはず。
あの新井が、脚光を浴びて報われてる姿が本当に心の底から嬉しかった。
しっかりとトライして話題を作るところもさすがやけど。(笑)
かなり余談が長くなったけど・・・
ここから、インタビューした新井に感じた事を書きたいと思う。
川崎フロンターレが大好きな新井が、チームを離れる決断をした事に、驚く自分と納得する自分がいたから素直に新井にぶつけてみた。
新井は「返事する30分前まで悩んだよ」と。
「試合に出てない時に、もっと出来るという思いもあったし自信もあった」と。
(あの頃の新井のプレーをDAZNでよく見てたから、それはよくわかる。)
選手として、この部分は本当に難しい部分。
この言葉に続いて発した言葉がとても新井らしかった。
「相当悩んだよ。大好きだから。今でも大好きだしめちゃくちゃファンだし。InstagramやTwitterにコメントしようと思うぐらいファン。」
(コメントせーよ!って思てしまった武岡です(笑))
そんな相当な決断をして移籍した新井。
実際にJトップクラブからの移籍。側から見て相当な覚悟と決意があるのはわかってたけど、本人はどう感じてるのか聞いた。
すると、本音を語ってくれた。
「やってる事とかは悪くないけど、なんでだろとか考えた。日本のトップレベルにいたからこそ感じるところも多かったから、そこを変えたいと思う。今年から新しい監督になって、チームや会社、ファン・サポーター、全部巻き込んで一体感で勝とうとしてる、今の状況が一番正しいと思ってる。
その中では気付いた事は言うし、嫌われ役になろうが『チームを変えたいという気持ち』をもってやってるよ。」
この言葉を聞いた時に、相当な覚悟持ってるなと感じたのと同時に、なんかめっちゃカッコよく見えたから少しイラッとした。(笑)
もちろん皆さんご存知のとおりで、たまに熱くなり過ぎるところはあるが、常にチームの為に全力を尽くす漢。
だからこそジェフのみんなに、この言葉は届けたいと思った。
もちろん結果が常に出ればいいが、勝負の世界である以上は勝者と敗者が生まれる。
ただ、新井章太という一人のサッカー選手が、みんなの声援と期待を背に、どれほどの覚悟を持って闘っているかを知ってほしいと感じた。
嘘偽りない本音を聞くことができたからこそ伝えたかった。
新井は本気でチームを変えたいと思ってる。
新井章太は、こういう漢です。
相当な覚悟を持って日々闘ってます。
ジェフの皆さん、熱く熱く声援を送ってやってください。
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