誰も傷つかないフェイクニュース 第1報「なでしこ、カナダに引き分け発進」#withoutコロナ篇
東京オリンピック女子サッカーは21日、予選リーグが行われ、なでしこジャパンは初戦でカナダと対戦しました。
女子サッカーは21日、予選リーグの初戦が始まり、なでしこジャパンは札幌市の札幌ドームでカナダと対戦しました。ドームは4万人を超える観衆で埋め尽くされ、至る所で日本の国旗がはためき、試合前から熱気に包まれました。
午後7時半過ぎに試合が始まると、ドームも一層盛り上がり、多くの人がなでしこジャパンのイレブンに声援を送りました。
前半6分、カナダのシンクレア選手がゴールを決め、日本は痛恨の先制点を奪われます。その後は一進一退を続け、会場では日本がゴールに迫ったり、シュートしたりするたびに大きくどよめいていました。
後半39分、岩渕選手が放ったシュートはキーパーの頭上を越えてネットを揺らします。待ちに待った同点ゴールにドームのボルテージも最高潮に。割れんばかりの歓声に包まれました。
試合はこのまま引き分けに。日本は勝ち点1を得るスタートとなりました。
札幌市手稲区から友人と4人で観戦に訪れた男性(33)は、「日本で行われるオリンピックを友達と一緒に観戦できて夢のようだった。次のイギリス戦もチケットが当たっているので、とても楽しみです」と話していました。
また、札幌ドーム近くのバーには多くの客が集まり、試合のようすを固唾を飲んで見守りました。客たちは、酒の入った瓶を手にしながらテレビにくぎ付けで、日本のゴールが決まると、肩を抱き合って喜びを爆発させていました。
近くに住む会社員の女性(25)は、「スタジアムには入れなかったですが、みんなで声援を送れて楽しかった。日本での開催なので、時差を気にしなくて試合を見られるのがうれしいです」と話していました。
なでしこジャパンの次の試合は今月24日、予選リーグ第2試合で、イギリスと対戦します。
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