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逆転〜神戸大学3年次編入学のすゝめ

私は神戸大学経済学部3年次編入試験に合格した某Marchの理系の学生である。まず、この記事を見つけて読んでいただき感謝を申し上げる。この記事を読む者は英語の点数が伸びず(TOEIC700点前後)、また大学の成績もあまり高くなく(GPA1.5前後)編入を志す者においてほかの志願者に対して遅れをとってしまった学生であるかと思われる。その場合、経済学と経済数学でそれぞれ高得点を取らざるを得なくなってしまう。この記事はそのような高得点をとらなければいけない学生に向けて一つの指針になればよいと思っている。
また、この記事は神戸大学の成績開示が届いた際にはそちらもこの記事に加筆する。また、加筆後は値上げを予定しているため気になる読者は早めに購入することをお勧めする。なお、私は大阪大学と神戸大学を受験した為大阪大学のための勉強も含まれているが筆者は不合格だったため説明自体は割愛していることをご承知願いたい。また、不明点などはDMで受け付けている。

1 編入までの流れ

私が編入を志したのは大学1年生の5月である。そのときに、目標を編入することと定めそこに至るためのざっくりとしたプランを作成した。私の仮説ではあるが、人が本気で同時並行して全て成功(この時の成功とは完成率を8割程度達成すること)するためには3つまで絞ることが必要だと考えている。ex,高校生の時(学業,部活,恋愛)、大学生の時(学業,バイト,恋愛)などである。以下、私はこの仮説に基づき行動をしている。

1.1 編入勉強初期(1年生の4月から12月)


私は、上述したように編入をすることを目標としてそれぞれの期間に頑張ることを3つに制約した。1.1項では編入勉強初期についてである。
編入勉強初期では、主に(勉強、アルバイト、恋愛)の3つに集中した。その為サークル活動と大学での交友関係などを犠牲にして勉強を行った。勉強の行う科目も3つに絞った。集中する科目の時間の割り振り方を英語:授業の科目:経済の専門科目=3:1:1のように割り振って学部での全く系統の異なる勉強と編入試験の勉強を要領よくこなした。

1.2編入勉強中期(1年生の1月から2年生の6月)

編入中期では(勉強、恋愛、アルバイト)など1.3項とあまり変わらないが、理工学部での勉強がある程度難しくなり時間を割かざるを得なくなってしまった。その為勉強の配分を(英語:学部の勉強:経済の専門科目=5:4:1)まで割かざるを得なくなってしまう。そのため、経済の勉強が疎かになってしまった。

1.3編入勉強後期(2年生の7月から11月まで)

私事であるが7月に2週間ほど扁桃炎のため入院をした。それに伴って計画が2週間ずれ、遅れを取り戻すために結構ハードにこの時期は追い込みを行った。また、大学の理工学部の勉強を統計や経済にすることで編入にシフトするような履修に組み替えた。この時期ではアルバイトもやめて(勉強と恋愛)の2本立てで集中した。

2実際に使用した教科書及び演習法

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