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最近のゲーム業界におけるリメイク風潮について思うこと。

先日、月姫リメイクが分割になったことに対する思いをnoteに書きました。その際、そういえば最近リメイク多くね?と気付いた(今さら)ので、潮流について思うことを少しまとめます。


結局、ゲーム業界も映画業界と同じく、大きくハズせない状況にまで追い詰められてます。原作がヒットした作品の実写映画が作られるのと構造的に大きく変わりません。コロナ禍の巣ごもり需要はラッキーでした。

①新作ゲームを作っても売れない。②開発費用の高騰。この2点を解決するのがリメイクです。スマホで手軽にゲームが遊べるようになった現在、ユーザーの選択肢が増えたことで家庭用ゲームはパイを取り合うように。

その反面、提供側もスマホゲームという新しい武器を手に入れました。定期的なイベントを開催し、ユーザーを飽きさせなければ、サービス終了まで収益を上げることができる。2010年代は全盛期と言って差し支えないでしょう。

ユーザーからすれば課金すればするほど、辞めにくくなっていく。サンクコストを意識すれば当然でしょう。大抵のスマホゲームは商売っ気丸出し。ぼくも色々触ってきましたが、気持ち良く課金できたのはアークナイツぐらいです。


で、リメイク潮流に話は戻ります。スマホゲーに注力すると、ゲーム製作力は落ちます。家庭用ゲームと比較すると演出・イラストを押さえておけばなんとかなりますし。となると、スマホゲーと家庭用の両輪を回していない会社はまともにゲームを作れなくなってくるのが予想できます。

その結果、買って遊んだゲームに不満を抱き、新しいゲームを買わなくなる負のスパイラルが発生。ただでさえユーザー数が減っているのに追い討ちをかける形です。炎上してる作品がチラホラ見られますが、基本的にはクオリティ不足が原因。個人的には任天堂・カプコン・アトラス・インディー系のゲームしか安心して手が出せません。

ユーザーもバカじゃないので、良いゲームはやっぱり分かりますよ。直近だとモンハンライズはしっかりと作り込まれてます。UNDERTALE、ゴーストオブツシマも凄く良かったですね。


バイオハザードもリメイクで評価をさらに上げましたし、リメイク自体が悪いとは思いません。むしろ、遊んだことのないユーザーにとっては嬉しい。問題はリメイクばかりが溢れ返り、新作が出ないこと。とりあえず、ルーンファクトリー5ラチェット新作は楽しみです。

今日も日刊ムショクを覗きに来てくれて、ありがとう。
ラチェット新作は有給取って、初日から遊び倒したい。


このnoteは「日刊ムショク」と題して、
無色の毎日をつらつらと綴る。
平日は7時ごろ、休日は9時ごろに更新予定。
また明日、時間があれば、覗いてね。

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