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映画「漁港の肉子ちゃん」見てきました。別に映画館で見なくてもよかったかな…。

先週末、久しぶりに映画館へ行ってきました!「ノマドランド」を観たかったのに、やってなくてガッカリ。「HOKUSAI」を観ようかな?とTOHOシネマのサイトを漁ってると「漁港の肉子ちゃん」というアニメ映画を発見。

明石家さんま企画・プロデュース、制作がSTUDIO4℃ということに惹かれて、観に行ってきました。以下、ネタバレ含む感想ありますので、未視聴の人はご注意ください。


まず結論から書くと「映画館で見る必要はなかった」。映像はもちろん綺麗ですが、過去作の「海獣の子供」ほど映像だけで楽しめるわけでもなく、「えんとつ町のプペル」ほど音楽にこだわっているわけでもない。「動画配信サービスで見れるようになったら見てみるかー」ぐらいの気分で見るのが一番良いと思います。


オリジナル作品かと思いきや、原作がしっかりあります。西加奈子さんの小説ですね。


正直、肉子ちゃんのビジュアルが結構きつい。慣れてくれば多少はマシになるものの、大竹しのぶさんの演技が重なって、中盤ぐらいまでなかなか映画にのめり込めませんでした。終盤に慣れてきて、ようやく登場キャラクターが生きてきた感が。

物語全体的に前半8割は要らなかったかな…という印象。後半2割はウルっときたシーンがちらほらありました。冒頭は肉子ちゃんが漁港に至るまでの背景説明から始まるため、正直しんどかったっす。

最後にさんまさんがちょろっと出るのは、意味づけがないから全く必要ない。せっかく盛り上がったんだから綺麗に終わらせれば良いのに…。視聴者に冷や水浴びせてどうすんの。


大竹しのぶさん含めた声優陣は、かなり素晴らしいお芝居でした。肉子ちゃんという難しい役を演じ切った大竹さん。この役はめちゃくちゃ難しいですよ。キクコを演じたCocomiさんも難しい役どころでしたが、可愛さと強さを両立されていたと思います。二宮を演じた花江さんは言わずもがな。焼き肉屋のサッサンはめちゃくちゃカッコイイおじいちゃんでした。


久しぶりの映画館ということもあって、期待してしまいましたが、見事に玉砕。7月は「唐人街探偵」観に行こうかな。


今日も日刊ムショクを覗きに来てくれて、ありがとう。
座席1席空けで映画見れるのは、リッチ感あっていいよね。


このnoteは「日刊ムショク」と題して、
無色の毎日をつらつらと綴る。
平日は7時ごろ、休日は9時ごろに更新予定。
また明日、時間があれば、覗いてね。

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