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自分教というカルト。

自分の根源(自己認識)に至る道のりを邪魔する要素がいくつかあります。
そのうちの一つが「自分教」だと今月の課題図書「インサイト」には書かれていました。


誰しも知り合いにセルフィー症候群がいるだろう。その症状には、考えられないほどに自己陶酔した結果、自分が朝に何を食べたとか、今日は子供のハーフバースデーだとか、人生で一番のバケーション中であるとか、(これに限らず)周りの人間は自分のことを知りたがっていると妄想を抱くことなどがある。あらゆる点で、多くの人間にとって、セルフィー症候群は蔓延する軽めの自己陶酔症(ナルシズム)だと言った方が正しいかもしれない。
-「insight(インサイト)」本文より引用

SNSが発展した昨今では、自分教すなわち自己陶酔に陥っていることに気づいてない人々が増えています。悪いことだとは思いませんが、自分の根源に至るのを邪魔するので、結果的に自分で自分の首を締めているのはどうなの?と感じます。


大半のオンライン・コミュニケーションでは、相手の反応や表情を目にすることがなく、そのため簡単に突き放したり、自己中心的になったり、無分別になったりする。極めて瞬間的なオンライン上のやり取りが早急で表面的な思考を招き、自分や他人を狭い視点でしか見られなくなる。
-「insight(インサイト)」本文より引用

ほんと、これ。時々、スマホ断食した方がいいっすよ。
駅歩いてるとわかるんだけど、自分中心のやつ多すぎ。(特に大阪)


自分はこんなにも成功しているとか、幸せだとか、魅力的だと思ってもらいたくて必死になっているときと言うのは、周りを騙そうとしているのではない。本当は自分がどれだけ成功していなくて、幸せでなくて、魅力的でないかを思い知っているのだ。
-「insight(インサイト)」本文より引用

なんで自分痛めつけるん?って話ですよね笑。
仕事でやってるならまだしも、プライベートの時間を使ってまでやる意味ない。
でも簡単に気づけないのが「インサイト」の難しさだったり。


しかし私たちの多くが気づいていないのは、自分に集中しすぎると、周りが見えなくなるだけでなく、逆説的に本当の自分を見つめる力も損なわれるということだ。
-「insight(インサイト)」本文より引用

今、多くの日本人がこの状態なんじゃないのかな。
大きなきっかけが無いと、なかなかここから抜け出せないんですよねぇ。
日本人らしさを思い出して、上手く融合できたらなんとかなりそうなんだけど。


明日のnoteでは、自分教の一員かどうか知る質問リストと、自分教から抜け出す方法をまとめます。

今日も日刊ムショクを覗きに来てくれて、ありがとう。
年末は自分を見つめ直すのに、ちょうど良い時期かもね。


このnoteは「日刊ムショク」と題して、
無色の毎日をつらつらと綴る。
平日は7時ごろ、休日は9時ごろに更新予定。
また明日、時間があれば、覗いてね。

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