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恋愛は自分で勝ちとるもの。

恋愛っていうのはいわゆる”愛”とは違う。
もっとエゴイスチックで駆け引き-つまり戦いみたいなもんなんですね。
なんか今そこら辺ですごい誤解っていうのがある。
恋愛っていうのは、なんか素敵なことで、なんか素敵な人が自分を、ほとんど文句なしに助けてくれることなんじゃないかっていうね。そんなの間違いですね。
-「恋愛論」本文より引用

2020年1月の課題図書は「恋愛論」。


恋愛って良い一面もあれば、悪い一面もあると思います。
上記の引用文のような誤解は、現代の人はあまり抱いてないんじゃないかな。
昔と違い、インターネットの発達によって手に入れられる情報量がとんでもなく増えました。他人の考えや視点を得やすくなった反面、自分を殺す機会が増えた。

そんな中で「恋愛」は一体どういう意味を持つのだろう?
この本を通して自分なりの答えを見つけたいです。


恋愛っていうのは自分で勝ちとるもんだし、その勝ちとるプロセスの中でおのずから意味が生まれ発見があり、そしてそのことによって自分が変わって行き、そして更にすごいことがあるんだとしたら、そのことによって相手である他人も変わって行くことがあるっていう、そういうことですね。
-「恋愛論」本文より引用


恋愛は自分で勝ち取るもの。
先にあった「他人に自分を愛させたら勝ち」と繋がりますね。
つまり、橋本治さんの考えでは戦略を立て、他人に自分を愛させ、勝ちとることが恋愛。その過程で新たな発見があり、己が変わっていく。その影響でたまに相手である他人も変わる。

ふむふむ。
恋愛は受動的でなく、主体的である、と言い換えることもできそうです。
ここも「他人に愛されてしまったら身の不運」に繋がります。
他人に愛されてしまったら、その人に影響されて変わってしまうかもしれないってことですもんね。特に好きでもない人のせいで。そりゃ不運だわ。

難しいのが「他人を愛してしまったら負け」なこと笑。
主体的でありながら、主体的すぎるとダメなんだよねぇ。
逆に他人の戦略にハマって、愛してしまうのも負け、だと。

こう考えると、恋愛って難しいな。

今日も日刊ムショクを覗きに来てくれて、ありがとう。
これから、恋愛は錬iと考えることにしようかな。


このnoteは「日刊ムショク」と題して、
無色の毎日をつらつらと綴る。
平日は7時ごろ、休日は9時ごろに更新予定。
また明日、時間があれば、覗いてね。

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