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刑務官の名前が黒塗りされた手紙

 さいたま地裁で覚せい剤取締法違反の公判が続いている徳留隆成被告。徳留被告は国選弁護人の村木一郎弁護士や筆者に、さいたま拘置支所の刑務官らへ金品を提供する見返りに、所内で飲酒するなどの便宜供与を受けてきたことを告白している。現在、徳留被告は川越少年刑務所へ移送され、勾留されている。

 2020年12月5日、徳留被告から筆者に手紙2通が届いた。刑務官の名前は川越少年刑務所の命令で黒塗りさせられている。

2020年12月05日到着 手紙-12

 手紙から2カ所引用する(原文ママ。カッコ内は筆者注)。

〈管区(法務省矯正局の地方支部局の東京矯正管区)の人間との調べはおもに日用品を何をもらったことです。本とか酒やタバコは証拠がないのは刑ム官も否認するとして押収さた物の流れです〉

〈村木先生が面会でいうてたけれど、■■オヤジ(川越少年刑務所の命令で黒塗りさせられた刑務官の名前)に協力さして証拠いんめつさしたチャカ(拳銃)一丁実弾22発自首となるのなら出しますよ。180万した物で25口径ですがカセットに14連発入ってスライドしてアタマに一発入れたら15発射ててポリ公と銃ゲキ戦しても勝ちます〉

 つまり、法務省矯正局はさいたま拘置支所の不祥事を矮小化するのに必死だが、徳留被告は「ネタはたくさんあるし、証拠も出す」と反発しているのだ。

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