大学院入学から退学まで

そうこうしているうちに、大学は卒業する頃になり、大学院の専門課程を決める時期になりました。
私は自閉症の感覚について勉強したかったので、1度臨床心理学を離れ、脳波などを専門にしている先生につくことにしました。
今の先生についていくことはできましたが、課題も多く逃げもあったと思います。
それが間違いでした。
大学院の先生は理系で主にプログラミングをされている先生でした。
私は1からプログラミングを学び、また先生の専門外である自閉症を対象とした実験を組むことになりました。
そうなると分野がちがうので誰にも結果がわからず、相談できる人がいません。
私は2つの専門分野を自分でミックスさせ実験をしていきました。
このころになると、記憶は曖昧で思い出せません。
精神安定剤に睡眠薬で自分を保っていました。

大学院の修士課程はなんとか卒業しましたが、博士課程に進学する際、先生から1年海外に行くことになったと言われました。
私はもう無理だと感じましたが、自分で進むと親に言ったし、もう就職時期は終わっていたため、引き続き大学院に残りました。
この頃の記憶はほとんどありません、ただ大量服薬し、連絡がつかない私に親や先生が連絡し続けてくれたことを覚えています。
そうして、博士課程1年で自主退学となりました。

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