2023年に読んだ本(6) 『学び効率が最大化するインプット大全』

著者:樺沢紫苑(かばさわしおん)
出版社:サンクチュアリ出版
発行年:2019年

「最近、漫然とインプットしている気がするなぁ〜。ストック可能なインプットのヒントになるかな?」と思って手にとった書籍。

1.インプットのルール

インプットの基本:インプットは量より質
自分にとって必要な情報・知識に狙いを定め、ピンポイントで集める ⇔ 必要のない情報は見ない

インプットの定義:読む聞く見ることによって、情報を得て、それを記憶に留めること。 なんとなく流してインプットすることに著者は否定的。

インプットと目標設定はセットで。方向性とゴール設定を行う。独学の技法のテーマ設定とも類似していると思う。

アウトプット前提(AZ)のインプットを著者は推奨している。

関心のあるキーワードを書き出す

その後の目次は以下の感じ。「インプットは選択と集中。そのためには何らかの形で緊張感を持つこと。そのためにはAZがいい。」というのが首尾一貫した主張。僕もそれには賛成。切れ味のいいインプットが大切。
2.読書
3.聴く
4.観る
5.インターネット
6.学ぶ
7.ADVANCED

一部、「それって持論を強化するための詭弁(あるいは数字あそび)ですよね」と思える記述があったので、「別にそんなことしなくていいのに」とは思いました。多分、著者が見積もっている想定読者層からは僕が少し外れているんだと思う。

個人的に考えたほうが良いなと思うのは「とはいえ難しい書籍を読むときには、ここに書いてある方法よりももう少し工夫がいるな」と思った。実家に難解な本を読む技術があると思うので、久しぶりに読んでみようかな。割と長いこと本を読んでいるけれど、スタイルが固まらないなぁ。


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