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【茶道の未来】2021年は原点回帰の年になる
新型コロナウイルスが猛威をふるった2020年。
日々の暮らしは勿論のこと様々な業界が深刻な影響を被った。もちろん茶道も例外ではない(本稿では茶の湯ではなく茶道と統一表記する)
本来であれば華やかな2020年だった
コロナが拡大し始めた春先から各種行事が中止になり、緊急事態宣言下では教室でのお稽古がほぼストップ。
緊急事態宣言が解かれた後も大人数でのお茶会(所謂大寄せ茶会)は再開されず、また感染防止の観点から濃茶の回し飲みが避けられるなどコロナ以前の風景には程遠い。
本来であれば東京オリンピック開催で過去最高の訪日観光客が見込まれ、そこにむけて「日本文化体験」として茶道も大いに盛況となったであろうが、一転して停滞・後退の年となった2020年であった。
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