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第10章 7.謎解きから繋がる縁(2021/4~6 Blackboard Story)

 またしても、本間さんと一緒に謎解き会を企画したテル。
初めて交流会に参加する雪見や、
おなじみのショウ、ショウさんの彼女のアヤ、
ゾノちゃんの元で働いているアミ、
交流会で仲良くなったミカン、その夫の松田寺夫など、
多くの人が参加した会となった。

ミカン「あ、テル君、改めて紹介するよ!
    私の旦那ね!」
テラオ「松田寺夫です」
テル 「お!やっと会えましたね!
    1年くらい前から話は聞いていたので」
テラオ「そうなんですね!
    いや、僕も謎解きが好きでね、
    なんか、去年のテル君の誕生日に
    謎解きやったって話じゃないですか。
    僕もやりたいと思って、
    今回、参加することにしたんですよ!」
テル 「お、それは嬉しいですね!」
テラオ「今回のも手作りですか?」
テル 「あ、手作りなんですが、
    今回は本間さんが作ったんですよね」
本間 「楽しんでいただけて何よりです!」
テラオ「へぇ~、すごいですね!
    面白かったですよ!」
本間 「ありがとうございます!」
雪見 「こういった会、初めて参加したけど、
    お前すごいな!
    どんな感じでこんだけ
    交流を広げてるんだ?」
テル 「ああ、そうね、勢いだよ。
    そういった会で、
    もっと仲良くしたいって思った人を
    自分の会に巻き込んでいる感じかな?」
ミカン「テル君、この方は?」
テル 「あ、紹介がまだだったね。
    雪見泰斗。高校の同級生!
    ミカンちゃんと同い歳だよ」
ミカン「お!同い年なんだね~、
    親近感が湧くな~。
    あ、私、テル君の友人の、
    松田ミカンです。
    そして、こちらが、旦那です」
テラオ「松田寺夫です。
    よろしくお願いします」
雪見 「へぇ~、結婚してるんですか?」
ミカン「そうなの」
テル 「実は旦那さんに会ったの
    初めてっていうね」
雪見 「マジか!」
ショウ「テル先生、お疲れ~」
アヤ 「テル先生、楽しかった~」
テル 「お礼なら本間さんに言いな~。
    今回作ったの、彼だから!」
ショウ「あ、本間さん、久しぶりです~」
本間 「ご無沙汰してます~」
アヤ 「テル先生のもやってみたいです~」
テル 「ありがとう!
    そうね、ちょっと頑張って
    また、作ってみるよ!」
アミ 「なんかたくさんいますね~」
雪見 「えっと、この方たちは?」
テル 「ああ、そうね、
    まず、こちらがショウさん。
    謎解き会で出会って、
    今、料理人とかやってるんだよね。
    そして、ショウさんの彼女のアヤちゃん。
    彼女とは、今年の始めに自衛隊飲みで
    出会った感じかな?
    そして、こちらがアミちゃん。
    彼女は、今、ショウさんが組んでいる
    女の子に紹介した子で、
    今はその彼女の元で働いてる感じ!」
雪見 「えっと、処理が追い付かない」
テル 「あ、そうだよね」
雪見 「紙に相関図を書いて欲しいわ」
テル 「あ、このアミちゃんは、
    徳永のバイト先の後輩でもあるんだよね」
雪見 「え?そうなの?」
アミ 「徳永さん、知ってるんですか?」
テル 「あ、そうね、
    この雪見とは、高校時代の同級生だからさ!」
アミ 「繋がりが凄いですね~」
ミカン「テル君、今年も輪を広げてるんだね、
    すごいなぁ」
テル 「ミカンちゃんも広がってるでしょ」
ミカン「まあ、そうだね。
    いや~、高校時代の友人ってのが、
    めっちゃいいね~」
雪見 「あ、そういえば、
    ミカンさんはどこで
    旦那さんと出会ったんですか?」
ミカン「大学の先輩なんだよね!」
雪見 「どこの大学なんですか?」
ミカン「山の手大学だよ~」
アミ 「え?山の手ですか?私もです~!」
ミカン「え?そうなの!?」
テル 「お!すごい偶然だね!
    てか2人の大学、初めて知ったわ!」
ミカン「言ってなかったっけ?」
テル 「俺、あまり学歴を聞かないからさ」
雪見 「高学歴なんですね!
    ということは高校も、
    結構すごかったんですか?」
アミ 「私は山高ですよ~」
テラオ「えっ?山高?」
アミ 「あ、そうです!山高です!」
テラオ「いや、同じなんだけど!」
アミ 「え~~~~~~!山高ですか?
    じゃあ、高校も大学も
    一緒ってことじゃないですか!」
テラオ「そういうことだよね!
    え、何個違いだろ?」
ミカン「えっと、ここが2コ違いで…」
テル 「アミちゃん、1コ下だよね」
アミ 「ですね!」
テル 「ということは、3コ差ですね」
アミ 「ああ、ギリギリ被ってないんですね」
テラオ「え、でも、3コ違いってことは、
    同じ先生に教えてもらっている
    可能性高くない?」
アミ 「確かにそうですね!」
テル 「ね?こんな感じで繋がりができるから、
    人を繋げるのって、面白いんだよね!」
雪見 「すげ~な!」
テル 「まあ、ここまで共通するのは、
    俺も初めてなんだけどね。
    やっぱこういう雰囲気、楽しいわ」

 パーティー終了後

テラオ「テル君、今日はありがとう!
    今度、僕のボドゲ会もやるから、
    来ないかい?
    雪見君と、本間さんも
    誘おうかなって思ってる」
テル 「もちろんです~、
    よろしくお願いします!」

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