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ほんの紹介『巻込力』

組織やプロジェクトの成功のためには、他者と共に活動していくことが必要ですが、タスクばかりが注目されやすいなと思います。でも、一緒に!という感じをどう共有していくか?についても、成功させる上では、同じかそれ以上に大切なのではないかなと思います。そのコツが書かれています。ありがたや。


巻込力=自己管理技術&コミュニケーション技術

仕事の不安を取り除いて作業効率を高めてもらうために、自分のコントロールできる範囲を広げる能力。巻込力があった方が仕事をスムーズに回すことができるのは間違いありません。ひとりでできることには限界があります。ひとりでは仕事はできません。周囲に影響を与えながら、周囲と協同することで結果を出すことができます。巻込力は、大別すると、時間管理や資料作成などの業務スキルと、人を動かすコミュニケーションスキルの二つの能力になります。

周囲を巻き込むことによって、周囲との関係が良好になります。

共鳴して、一緒に考え抜く環境を作り出すことができます。
異質同士の摩擦を受け止め、調整していくことができます。

自分のスキルと周りのスキルを知る

チームとはお互いの弱みを補いつつ強みを高め合うことによって、複雑な課題を解決していく共同体。同じ社内でも得意不得意があり、これを組み合わせることによって全体のパフォーマンスを上げる必要があります。その実現のためには巻込力が必要となるのです。
①業務遂行スキルを磨き続けること
②多様なメンバーとのコミュニケーションで信頼関係の話をつくること

志と覚悟と持って挑戦し続ける

チームでのあなたの役割は先頭に立って周囲を引っ張っていくことではありません。失敗しても周囲のメンバーにもあきらめないことを伝播させればいいのです。あきらめさせないためには、単に夢やビジョンを語っているだけではダメです。実際にリスクを犯してチャレンジしたときに、人はついてきます。志高く実行する人に、人は集まり、多様な人とコミュニティを作ることができるのです。「最高のプロジェクトにしよう!」「会社と自分を成長させていこう!」という高い志が、成功するまで一緒についていきたい!と思う人を引き寄せるのです。この志は、信頼関係を築くことにもつながります。離れたメンバーと仕事をするウィズコロナ、テレワーク標準時代においては、共感、信頼関係が前提として求められます。有言実行で諦めない姿勢、そこから生まれる成果を周りに見せて行けば信頼は高まり、物理的に離れたメンバーも巻き込むことができます。これは決断する時も同じです。変化が激しく多様化する現代社会においては、100%十分な情報が集まらない状態において決断をしなくては行けません。しかし、正しい決断にとらわれる必要はありません。選りすぐった情報から、覚悟を持って最良の選択肢を決めればいいのです。どれだけ苦しい状況にあっても投げ出さずに、諦めないことが大切なのです。

自分の弱みは隠さない。優秀よりも信頼が大事

個人的な情報を相手に伝えると、聞き手は話している相手の特徴を知ることができるので、安心感を得られます。また、自分の気持ちや考え方を包み隠さず伝えると、相手に共感や理解をしてもらえます。自己開示。何の意図もなく自分自身の情報をありのままに伝えること。自分から弱みを見せる=親近感が生まれる→相手も弱みを見せてくれる=相手との距離が縮まる→信頼関係が構築される。個人的な情報以外にも、自分の感情を相手に伝えるのも自己開示の一つ。自分の気持ちや考え方を包み隠さず伝えることは、相手から理解を得やすくします。失敗は自分の隙です。隙をあえて見せておけば、相手も懐へ入りこみやすくなります。自分の隙を認められる人には、周りもフォローしてあげようという優しい気持ちになりやすくなります。

他人と比べない。自分軸の視点を持つ

他人との比較をやめると、自己肯定感が高まります。自分を装うことなく自己肯定感を持つことで、自信を持って周囲を巻き込むことができます。他人と比較しなければ自分の価値を認識できなくなってしまうと、精神的に不安定になります。他人との比較で自己肯定感が低くなると、人の目を過剰に気にし、人と劣って入れば挫折感や劣等感を抱いてしまいます。そして、人より優れていることに優越感を覚え、マウンティングするようにもなってしまいます。人は人、それぞれ違っていいという自分軸の視点を持てば、素の自分を出してもいいんだと思えるようになります。
①人と違っても堂々と自分の意見を言えるようになります
②自分と違う他人を受け入れられる寛容性につながります
③他人を尊重する心が養われていきます
素の自分を肯定して自己開示して行けば、さらに、返報性の原理によって周囲の人の自己肯定感も高めることができます。

信頼と情熱が人を動かす

信頼を獲得するには、実現力を発揮すること。
実現力=行動+忍耐+結果
諦めずに行動し続けるためのエネルギー源が、情熱です。
自分の意思でコントロールして情熱を高める。諦めずに行動を続ける、目標達成に対してこだわる、仕事に対して興味関心を強く感じる

失敗や逆境の中に、成功の鍵を見つける

レジリエンス=逆境に負けない力
①自分の人生の舵を自分で握っている
②自分を成長させようとする
 会社=自分を成長させてくれる場
 仕事=自分を成長させてくれるトレーニング

勇気を出して、真っ先に行動する

静まり返ったなかで誰も動かなければ、成果が生まれることはありません。こういった時こそファーストペンギンとして1番はじめに発言をします。最初の発言によって少しでも空気を変えることができれば、発言する人も増えてきます。

異なるバックグラウンドを持つ人と、積極的に関わる

自分が成長するためには、長所を伸ばすか、短所を克服するかのどちらか。他者の能力(長所)を借りることで補完し、自分の長所を伸ばすことに注力する。長所を発揮するとテンションが上がり、さらに能力を伸ばそうとするモチベーションが湧きますから長続きします。この長所を他者に提供することで、自分の短所をまかなうことができれば、最短距離で成果を残すことができるのです。メンター制度によって自分を磨き、成長させていく。
①傾聴力を磨く。若手の意見をじっくりと、時に我慢して聞く
②部下の育て方を磨く。ティーチングからコーティングへの切り替えタイミングを意識する。相手の行動を誘発する適切なフィードバックをする
③巻込力を磨く。同情ではなく共感によって一緒に考え抜く環境を作る
④自分の短所を知る。バイアスがかかっていない若手からの率直な提案。固定観念や思い込みから他者の情報を拒むこと、売り上げ目標を達成するために視点が短期的になることがある自分を知る
⑤自分の知らない新しい情報を知る。バイアスがかかっていない若手からの率直な提案。読書などでは得られない若手目線の貴重な情報を知る
お互いが異質の存在。異質の関わりによって化学反応が起き、思いもよらなかった助言を得ることができる。自分にないものを積極的に探し、受け入れ、それを次の行動に活かす。相乗効果を出すには、自分にはない能力を持った異質のメンバーを結集した方がいい。そのためには、抵抗勢力と折り合いをつけることができるコミュニケーション力、勇気を持って新しいことを進め、成果を出し続ける実現力を持つ人材となる必要があります。

コントロールできる範囲をコントロールする

自分のコントロール範囲を見分けるためには、内円と外円の概念を持つことです。自分でコントロールできる範囲は内側の円、コントロールできない範囲を外側の円と位置づけ。エネルギーを費やしても結果が変わらなければ効率が悪いので、結果に影響を与えられる範囲にエネルギーを集中する。
ふりかえりタイム。①自分のコントロールできる範囲の確認。使える時間、利用できる器具、頼みごとをできる人。②自分を見直す。コントロールできる範囲内で改善点を見つける。③改善点を踏まえたアクションリストを作る。やめることを決める。

意図的に笑う回数を増やす

一緒に笑い合った回数が仲の良さを決める

結果を変えられるのは行動のみ

多くの行動を、より迅速に行い、経験を進化させることで、行動の質が高まる。①行動量を増やす、②すぐに動く、③経験したことを次に活かす。④行動の質を振り返る。

情熱+行動は最強のインフルエンサー

周囲が見ているのは、あなたの仕事に対する姿勢です。同僚や周囲の悩みをなんとか解決したいという情熱。そしてそれを解決するためにすぐに行動に移すこと。こういった仕事に対する姿勢が周囲を触発し、あなたを助けたいという気にさせていく。

頼りになる人はお願い上手

プライドが高く強がる社員は、人に頼ることを嫌がります。個の力では限界があります。頼り、頼られる関係を築いて、周囲を巻き込んで、仲間を増やしていくべきです。例えば、お願いの仕方。お願いする理由や背景を説明してから、具体的な依頼をしましょう。

頼られる人の特徴

①自分を常にアップデートしている
②フットワークが軽い
③感情が整っている
④時間と気持ちの余裕がある
⑤できないことは断る

いい人のポジションを捨て、摩擦と折り合いをつける

①目指すべき目的を明確にする
②その目的を達成する方向性で合意する
③その達成のための手段・方法に折り合いをつける

人はメリットなしでは動かない

①理想を抱かせる(what)
②自分ごとになるように理由づける(why)
③理想を実現するための手段を考える(how)

役割はオーケストラの指揮者

孤立化。承認欲求を満たして、働きがいや生きがいを持ち続けるには、積極的に人と関わることが必要になります。生活、人生、仕事を楽しんでいる人は、人との関わりを深めていくことの重要さを知っているのです。複雑な課題を解決して、新しい価値を生み出すには、共感してくれる人を増やし、志を一つにして進む必要があります。EQの高い人は、組織の壁を越えた協働作業を指揮することが得意です。より多くの人を巻込み、より多様な部門の人を巻き込んで複雑な課題を短期で解決しています。情熱や行動で関係者を感化し、〇〇さんのためならやるよという仲間が集まってきているのです。

目的と行動指針を一緒につくる

 リーダーシップとは、チームのために率先して初めの一歩を踏み出す心構えです。目的を自分のためではなくチームのために変えることにより、発言の主語が私たちに変わります。私ではなく私たちに変えて共通のこととして話しかけることによって、聞き手は自分ごととして動いてくれるようになります。内発的動機づけ。目的を作る段階で、共同作業をする。実現すればワクワクする私たちの目的を共につくり、利害を一致させてから、行動する。
 論理で目的をつくるのではなく、共通感情に基づきながら共通感情に基づきながら共通目的をつくることで、その後のプロセスにおいて巻き込みやすくなります。①まず初めにメンバーをワクワクさせるような筋書きを描き、②それを実現させるというストーリーを話して、腹落ちさせます。指示ではなく共感によってメンバーを動かす。目的を一緒に作り上げると、作業は自分ごとかしていきます。職責とは関係なく協力者を増やしていく(巻き込んでいく)ためには、自分のためにやると意識してもらうことが必要です。
 そして、作業のクオリティをある程度維持したいのならば、意識と行動の指針をつくりましょう。目的に根ざして手段を選択していること、成果のために他者を助けることなど、どのように考えて行動するか、という指針を最初につくっておけば、後で混乱することはなくなります。このように、みんなで決めた指針に従って行動すれば、自然と強いチームになります。

進捗20%でフィードバックする

結果を出さなければ、周囲を巻き込むことはできません。完成度を追求してじっくり考えると、迅速さがおろそかになります。相手の需要が見えない現代では、都度、相手の行こうを確認しなければ、相手の行こうとかけ離れたものとなりがちです。そこで、クイック&ダーティのスタンスが大事になります。完成度は多少低くても、早めにプロトタイプをつくる。完成度20%ぐらいで上司にみてもらい、フィードバックをもらいます。フィードバックを元に修正を加え確認する。事前にお互いの意向を確認して認識違いを埋めあわせることで、自分も相手も作業時間が圧縮され、ストレスも軽減します。
リーンスタートアップ。事業家の思い込みで顧客にとって無価値な製品やサービスを開発してしまうことに伴う、時間、労力、資源、情熱のムダをなくすための方法論。認識違いがないか、想定される要件を満たしているかを作成途中に確認することで、必要以上の品質を避けることもできます。

行動を見せる

ミラーニューロン。人間は、人と会った瞬間に相手の視点を取り入れ、無意識に同期する。共感をつかさどる神経細胞と言われ、相手の言動から自分の脳内で鏡(ミラー)のように再現します。自分の脳内で再現することで相手に共感することができるのです。よって、自ら行動を起こしたことを見せたり、自分の行動をイメージしやすいように表現したりすることで、相手は共感を得やすくなります。周囲を巻き込むためには、共感に基づく関係構築が必須です。文章のみで共感を求めて一緒に行動するように依頼するよりも、対面での発言もしくは自らの行動を見せる(もしくは想像させる)方が、相手は共感しやすく受け入れてくれる可能性も高い。資料を使って相手に共感してもらうには、文字より画像や動画の方がよい。目指すべき共通目的は文字ではなく画像や動画で伝えた方が、相手の脳に想起させやすく、協力を得やすくなる。

アウトプットで好転する

学習意欲が高いのはいいことです。しかし、読書やセミナー聴講などのインプットだけでは成果にはつながりません。インプットによって蓄えた知見を、話す、書くなどのアウトプットすること、つまり実際に行動することによって、状況を変えることができるのです。インプットはあくまでもアウトプットの手段。インプットしたものを2週間以内に3回以上アウトプットすると記憶に残りやすい。

アウトプットすることを習慣にするには

①自分の興味関心に素直になる
・素直にワクワクできることを見つける
・ワクワクしたことを隣の人に話す
②ご褒美を事前にセットする
・おいしいスイーツを食べることを想像する
(そして実際に動けたら実現させる!)
・友人との楽しい時間を想像する
(そして実際に動けたら実現させる!)
③誰かを助けるためにやってみる
・困っている隣の人を助けてあげる

ティーチング

自分自身でやってみた経験を伝え、その重要なポイントを説明します。その上で、アドバイスを実行したら褒めてあげましょう。説明+褒める、これがティーチングです。精度が高まっていけば、しっかり褒めて、承認してあげる。それが彼らの次の挑戦への原動力になります。正しい挑戦をしているのであればしっかりと褒めてあげることで、自信を持たせることができます。この自信を持たせるという行為が、もっとも先輩として貢献できるポイントです。
ティーチングで目指すべきことは、再現と自立です。①やり方を教えて、②その定着を支援する。相手が何度でもできるようになるまで徹底的にティーチングして、成長と達成を実感させないといけません。自ら考えて行動するようになれば、ティーチングは卒業になります。ティーチングの中で後輩からの質問内容が、オープンクエスチョンではなく選択肢型になってきたら、自分自身で成長する力がついてきた証です。
後輩が適切な行動をした場合には褒めることのみならず、改善点も伝えなければなりません。共感し、承認してあげれば、相手のモチベーションは高まります。ただし、手放しに褒めるだけだと成長はしません。先輩としてフィードバックするのであれば、良い点を褒めるだけではなく、必ず改善点を伝えてください。フィードバックの目的は、行動を修正するための材料を与えることです。
「フィードバックをください」「良い点と悪い点を教えてください」このようにお願いすれば相手は過剰な気遣いをせずに素直に意見をくれます。

コーチング

相手にやり方を教えるのではなく、自分でできるようにするために、ポテンシャルを引き出すのがコーチングです。つまり、答えを教えるのではなく、答えの導き方を教えてあげるのです。すぐに解決策を教えてしまうと、自分で考えなくなります。ですから、しっかりと相手の考えなどを聞いて相手の持つ本来の力を引き出すことに注力します。すぐに答えが出ない場合でも、我慢して、解決策を一方的に教えるのを避けましょう。自分で考えない癖がつくと、わからなかったら聞けばいいという安直な考え方をするようになります。これでは自立して考えをひねり出そうとする力は養われません。あくまで解決するのは自分自身であるというマインドセットを持たせて、相手を信じて潜在能力を引き出すことがコーチングでは必要です。
自分で考え、自分で行動する後輩を育てることで、コーチング能力を磨くことができます。

後輩指導の注意点

①言葉で説明するだけでなく、実際に見せる
②適切に褒める
③褒めるだけでなく、改善点も伝える(フィードバック)
④質問が減ってきたら、解決策を自分で考えさせる(コーチング)

声掛けと感謝

相手のプレゼンス(在席情報)を確認してから話しかけるようにする。今ちょっといいですか? 話しかけたことにより嫌な顔をされるよりも、課題解決できないことの方がつらい。対応してくれたら、必ず感謝を伝える。円滑なコミュニケーション(声かけ)と、目標達成後にお互いに承認し合う関係(感謝)をつくれば、働きがいの連鎖が広がります。この連鎖ができれば、自然と人が集まり、それに連れて重要な情報も集まってきます。人・情報を思い通りに集められるようになると、複雑な課題もスピーディに解決することができます。

雑談で関係構築

育ってきた環境が違えば、価値観や考え方が異なって当然。そういった人たちと共同作業をすすめるためには、お互いの違いを認め合う多様性が必要です。そのために、わずかであっても共通点を見つけ出すことが必要です。そうすれば、張り詰めた空気が和らぎ、腹を割って話すことができ、その後の共同作業がスムーズに進みます。
仕事とは関係ないたわいもない話によって、趣味嗜好や出身や家族構成などの共通点が見つかると、その先の会話が弾みます。腹を割って話ができるようになれば、お互いの価値観を共有し合い、考え方や行動をすり合わせていくことができるようになります。雑談とは、このように相手との共通点を見つけ出すコミュニケーション。
対面頻度が増えると好感度が上がり、信頼も増し、腹を割って悩みを打ち明けてくれます。ザイオンス効果。長く話すより、頻度高く話す方が好感を持たれやすい

相手を魅了して動かす

自分の想いをそのまま言語化するのではなく、どう言えば相手にメリットになるか、もしくはどういえば断ることができないかを考えましょう。そのためには、相手が主体となる自分事として捉えてもらえるような伝え方をします。相手を知り、相手に合わせて、情報を提供することで、相手を魅了し、相手と共鳴することができます。相手を知るためには、相手の特性(職責や属性など)や趣味嗜好を理解しましょう。
プレゼンや資料説明の後に相手にどう行動して欲しいかを事前に決める。事後行動デザイン。相手にとって成功が目的ではない場合には、相手の承認欲求を刺激します。前に進みたい、成長したい、成果を出したい、成功したいという前向きなエネルギーが発揮されると、周りにいい影響を与えてポジティブフォロワーをつくることができます。今、求められているのはそんなポジティブなエネルギーを発揮する人です。自分のスキルアップや組織の生産性だけでなく、組織の雰囲気をポジティブに変えることができる巻き込み力を有する人です。

傾聴力

話し手に対して興味関心を持ち、言葉の意味やその背景を理解しようとすること。相手の話を最後まで聞く。対話時間の7割以上を相手に話をさせる。相手に新たな発見を促すとともに、主体的に考え、学びを与える機会を提供する。

スケジュールの公開

チームで共同作業する上で、情報の透明性を高めることは必要不可欠です。特に、目の前にいないメンバーと仕事をするテレワークでは、より情報の透明性が求められます。チャットで会話するときには、1:1の個別チャットではなく、チーム全員が所属するチャネルの中で相手を示しながら、その会話自体を周りのメンバーに見せて、不必要な憶測をなくす。スケジュールを公開することで、声をかけるタイミングを見つけやすくなる。

会議は召集メールが9割

何のための会議か、どうすれば成功なのか。召集メール。会議前に参加者にとって会議を自分事化させる。会議前にアジェンダを腹落ちさせて、自分の役割を意識させる。目的のために、自分は何をしたらよいかを意識させてから会議に参加してもらいます。メールタイトルに、①会議目的が記載されている、②参加者が主体になっている、③文字数は14文字以上24文字以下。会議目的は共有、決定、アイデア出し。

成功するオンライン営業

非言語コミュニケーションが需要。①マイクはキーボードと口の間にする。②カメラは目線の高さにする。③説明の8割はカメラに目線を向ける。④表示する資料の文字数は少なくする。⑤重要なポイントは資料の左下に置く。

ビジネスチャットの活用

メリット①リアルタイムのコミュニケーションができる。②時間短縮。③共同作業のスムーズさ。

パワポは戦略が9割

資料作りも相手を動かすため

上手くいかないとき

失敗の積み重ねの先に成功がある。失敗を次の行動に活かせればよい。しっかりと振り返って学び、すぐに次の行動をおこす。失敗するときは次の成功に向けて前向きに転べばいい。

安心できるテレワーク

自分の行動目標とその進捗を自発的に見せていく

自分に厳しくしすぎない

大きなプレッシャーを感じると、自然と安全装置が働き、さらに行動が起こしづらくなります。この心のブレーキを外すためには、完璧や成功を目指すのではなく、挑戦すること自体を目指す。最初の一歩を小さくして、俊敏に臨機応変に動く。

他人の目線を入れる

新しいことへの挑戦にピンチはつきもの。そんな時こそ、躊躇なくサポートをお願いしましょう。意見をもらいましょう。お願いするときは、まず、自分の置かれている状況を正しく把握します。そして、自分の感情をコントロールしながら、相手に自己選択権を与えるように、相手の感情の動きを読みながら、穏やかにお願いするのです。助けてくれたらうれしいなと。あなたの前向きな姿勢は、他者にいい影響を与え、人が集まりやすくなります。
サポートを受けることは他人からの目線を入れるということでもあります。他人からの指摘によって、独りよがりにならずに済みます。独りよがりで自己満足にしかならない仕事をしていては、誰とも信頼関係を築けず、作業効率も下がってしまいます。先輩や後輩からフィードバックをもらったり、仕事で関わる他の組織メンバーから改善点を教えてもらうことで、自己満足となって無駄な作業をすることを避けることができます。さらに、物事の本質を見落とさないためにも、他者からの目線を入れることが重要です。

意識するのはギャップ

周囲を巻き込みながら成果を出している人が意識しているのはギャップ
ギャップを埋めるために、自分のどの能力を活かすのか、そして足りない能力を誰から補うのかという戦略を練る。ニーズとサプライのギャップを見つけ出し、自分も含めた各メンバーのスキルを組み合わせることで、そのギャップを埋めるのです。こういったギャップを見つけ出すためには、アンテナを常に張りめぐらせることが大事です。
相手との間に捉え方の違いがあると、問題は解決できないどころか関係が悪化して、取り返しのつかないことになります。①視点(注目している点)、②視野(見る範囲)、③視座(見る立場)

やってみなはれ

個人が信頼を得て評価されるためには、成功するまで挑戦を続けることが必要になります



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