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茹でガエル

114日目

生きたカエルを鍋に入れ、
常温の水の状態から火にかけて温度が上がっても気づかず茹で上がってしまう様。
最初から沸騰していれば気づくものの、ゆっくり温度が上がっていくことで最終的に茹で上がってしまうことに気付かない。それが茹でガエルの法則。

人間界においてで言うと、
緩やかな環境に身を置き続けることで(お湯が温まっていない状態)、起こる変化や異変に(温度が上がっている状態)気づかないまま大事に至ること。

茹でガエルの法則に基づくことようなことは割と多い。

その理由を環境に委ねている人も多く、果たして本当にそうなのか?
自分自身の感覚自体が茹でガエル現象に陥っていないか?と自分を疑う人はそう多くはいない。
決して各々の今が、必ずしもヌルい環境だとは思わない。(ぬるま湯に浸かっている状態)
意識すれば感じられる感度に蓋をする、
意識出来るのにしようとしない、
考えることを諦める、
など、こういう状態がぬるくないのにぬるくしている要因ではないだろうか?

茹でガエルの現象の如く、
いつか湯が沸いていく際に気付けなくなる前に、
感度を上げていく感覚を養う。
早ければ早いうちのほうがいい。

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