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あるときに思わず、ないときに思う

128日目

単純だが、やはりそう。

当たり前のようにあるときには思っているようでその想いは強くない。
あるものがなくなった時に、そのあるものへの感謝や尊敬などの想いが強く湧く。

あるときにちゃんと想っておけばとは思うものの、
あるときに抱いていた感情レベルが100だとしたら、
あるものがなくなったことで感情レベルが100以上になる。

決して最初から低いとか下がることではない。
なくなることでよりレベルが強くなる感覚。

だからこそ一回あるものを整理してみる。
敢えて離れる、無くしてみることも大切なのかもしれない。
気付けるようになるために。

仮に離れたもの、無くしたものを取り戻せなかったとしても、
そのものの大切さに気づく感情は人一倍に返ってくるはず。
そしてその感情レベルに到達すると、これからのより一つ一つが尊くなる。
それは人に対しても物に対しても。
そうやって抱く感情が幹となり、強い人になっていく気がする。

あまりにも不器用かもしれないが、
なくなってから気付く感情に出会ってしまうと、
なるほどこういうことか、と。
頭では分かっていたはずなのに、全然次元の違う感情なのだなと冷静に気付く。

今ある、周りの人やもの、全てに改めて感謝と尊敬を。

あるときに思わず、ないときに思う。


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