見出し画像

愛猫おこげから学ぶ”選択肢”について

初めまして。生産者さんから直接、食材やお花などを取り寄せられるオンライン直売所「食べチョク」でマーケティングを担当しているみしまです。

今回、初めてnoteを書きます。他の社員の方が尋常ではないnoteを書いているのですが、私は私なりに書いていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

※尋常ではないnote:人事:佐藤さんのnote広報PR:しもむらさんのnote

”おこげ”とは?

画像1

さて、いきなりですが、サムネの猫、超絶かわいくないですか?もとい、超絶きゃわいくないですか?”おこげ”という名前で、私が名付け親なんです。さらにいきなりですが、みなさんはペットを飼うのに、どのような選択肢があると思いますか?多くの人は「ペットショップで買う」と答え、「人からもらう」などもあるかもしれません。

おこげはペットショップで買ったわけでも、人からもらったわけでもありません。実はへその緒が付いた状態でビニール袋に入れて捨てられ、それを姉の動物病院が保護し、最終的にうちで飼うことに。

自分の選択肢に加わったもの

生後数か月経った頃、動物愛護団体の人がおこげの里親を探してくれました。動物愛護団体の人は、ボランティアで保護動物の里親を探すなどの活動をしています。私はここで初めて、動物愛護団体の人が開く保護動物の里親探しのことを知ります。今まで、ペットを飼うとなれば、ペットショップで買うと思っていましたが、動物を飼うとなったらまずはここに行こうと決めています。

何が言いたいかというと、ペットを飼いたいと思った時、動物愛護団体の人が開く保護動物の里親探しに行くという選択肢を持ったということです。これは、おこげがいなければ持ちえなかったでしょう。

選択肢について

人は何かを行うときに、選択肢を自分の頭の中に並べ、適切なものを選び取ると思います。その時、以下2つのどちらかに分類されます。

①自分で元々持っている選択肢
 ∟人生経験から得たもの
②外部から情報収集して得た選択肢
 ∟選択肢に関する情報をネットや人に聞いて得たもの

①と②は世の中にすでにある選択肢を頭の中に並べる行為です。私が持った、”動物愛護団体の人が開く保護動物の里親探し”は①に該当します。

第三の選択肢について

Tシャツ修正

①と②の選択肢はすでに世の中にあるものですが、新しく選択肢を作り出すこともできます。それが、
③今、世の中にない選択肢を作る
です。そして、これを行っているのが、ベンチャーだと私は思っています。実際に③の簡略化した例をあげてみると、

【メルカリ】
|シチュエーション:使わなくなったものを売りたいな~|
▶今までの選択肢
 ∟リサイクルショップで売る、バザーを開いて売る
▶新しい選択肢
 ∟メルカリで売る

【Airbnb】
|シチュエーション:旅行先で宿泊したいな~|
▶今までの選択肢
 ∟旅館やホテルなどに泊まる
▶新しい選択肢
 ∟Airbnbで宿泊(民泊)する

【BASE】
|シチュエーション:自分で作ったものを売りたいな~|
▶今までの選択肢
 ∟お店を開いて販売する、自社サイトを作成して販売する
▶新しい選択肢
 ∟BASEで自分のショップを開いて販売する

などなど…。例をあげると枚挙にいとまがありません。

そして、これら”③世の中にない選択肢”として誕生しましたが、今はすでにみなさんの選択肢に入っているでしょう。まさにベンチャーが新しい選択肢を作り出し、世の中に浸透し、①②の選択肢となった事例です。

選択肢の開拓者たち

先ほどの例のように新しい選択肢を作りだすことは、容易ではありません。
だからこそ、選択肢の開拓者たちは、多くの時間を開拓に捧げます。
たまにベンチャーは、
・キラキラしている
・出社時間が自由で良い
・服装自由で楽しそう
など言われますが、実際はカオスな環境でみんなが目をギラつかせながら毎日働いています。これは、紛れもない事実です。成長し続けなければならないし、そのためにてっぺんの見えない壁を上り続けなければならないし、時には法律とたたかわないといけない
かの有名なAirbnbも、色んなものとたたかっていました。

知りたい方は、ぜひ、以下の本を読んでください。ベンチャーのリアルが書かれています。

ワクワク、ドキドキ、キュンキュンなベンチャー

大変な思いをしてまで、新しい選択肢を作りたいのか?と思う方もいますが、私にとってはこれが面白くて、楽しめることなのです。

新しい選択肢が世の中に認められたとき、それは1つの新しい価値観を生み出したといっても過言ではないと思います。
メルカリで使わないものを販売し、そのお金でコンビニの支払いを済ませる。全てオンラインで完結する。想像ではなく、この世界を実現したメルカリはやっぱりすごい。これを私が携わったサービスで実現できたら、どれだけ高揚するだろうか。

だからこそ、日常的に使われる未来を想像してワクワクするし、自分が行った施策で選択肢を開拓していると思うとドキドキするし、サービスを使ってよかった、使いたいと言われたときにはキュンキュンします。

私は、この選択肢を広げることができるベンチャーが大好きだし、ただただ面白いと思っています。だから、常に世の中に新しい選択肢を届ける側でいたい。

駆け抜けた2020年。2021年はもっと多くの人に選択肢を。


画像3

あー、おこげきゃわいい。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?