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これを読めば日経平均がわかる!ほんとに参考になる指数なの?
記事を開いていただきありがとうございます!
今回は日経平均について説明していきます!(ジャンルがブレブレな気もしますが色々学べるってスタンスでやっていこうと思います笑)
日経平均といえば3月に戦後最悪の大暴落があっただとか、いつものニュースで最後によく耳にしますが、
要するに、
「一体日経平均ってなんなの!」「どんなときに参考になる数字なの?」といまいちわからないところが多いかと思ったので、調べてみました。
結論から言います!
「日経平均とは、東証一部の選抜企業の株価の平均です」 そして
「おおまかな株価の値動きを知りたいときに参考になります」
このおおまかなというのが非常に重要なのであとから解説していきます。
まずは、日経平均そのものについて解説していきます
先ほど日経平均とは、東証一部の選抜企業の株価の平均だと述べました
詳しく説明していくと、
東証(東京証券取引所)には現在約3700社が上場しており、そのうち一部(約2170社)の日本経済新聞が選定した225社(日経225)の株価の平均(実際には額面みなし値の平均で単純平均ではない)を算出したものが日経平均です。(日経500は500社の平均)
(5月12日現在日経平均は20390.66円となっています。)
そしてこの225社というのは基本的に株価が高い企業の構成比率が高くなっており、不定期に入れ替えが行われています。
優秀で影響力の大きな企業の株価の平均を算出しているため経済を見るうえでおおまかな基準にはなります。
では、なぜおおまかな基準なのか説明していきます。
まず、株式投資において株価というものは他社と比較するにあたり
まったくといっていいほど参考になりません!
なぜなら株価というのは、総資産額/発行株数によって求められますが
この発行株数が、企業によって全く違うからです
例えば株価が1000円のA社と株価が2000円のB社では、B社の方が規模が大きい会社とは判断できません。実際にはA社の発行株数は1000万株で総資産額は100億円。B社の発行株数は400万株で80億円といった具合です。
日経平均は、基本的にはあくまで株価の平均を出しているので、株価の高い企業の構成割合が大きいという点があります。(実際には額面上のみなし値として算出されているため現在の株価をそのまま算出に利用しているわけではない)
その例として、ユニクロやGUを運営するファーストリテイリングは日経平均225のの9.47%(5月12日現在)を占めています!(以下同日)
ファーストリテイリングの株価は53580円なので日経平均と比べても異常な数字であることがわかると思います。
また、構成割合上位5社(ファーストリテイリング、ソフトバンクG、東京エレクトロン、KDDI、ファナック)の合計割合が24.95%と日経平均の約4分の1を占めています。
そのため構成割合が多い株価の値動きは大きく日経平均の変動に影響します
そのような構成割合の大きく日経平均に与える影響が大きい株を値嵩株といいます。
その一方りそなホールディングス(構成割合0.01%)など日経平均の中に含まれていても構成割合の低い株価が値動きしても日経平均にはほとんど影響しません。
もう一つ日経平均の注意としては、過去の数字に意味はないということが言えます。
これはどういうことかというと、先ほど述べたように日経平均に含まれる企業は不定期に入れ替えが行われています。
事実日経平均が最も高かったバブル絶頂期の1989年12月(38915円)から現在も日経平均に残っている企業は約3割しかありません。
したがってあのころよりも何円高いといった風に単純な比較はできないのです。
いかがだったでしょうか? あらためてまとめると
「日経平均とは、東証一部の選抜企業の株価の平均です」 そして
「おおまかな株価の値動きを知りたいときに参考になります」
決して日本企業の株価の平均とかではないので注意して下さい笑
最後まで読んでいただきありがとうございました!
自分も勉強しながらのアウトプットになるので
意見 改善点などありましたらコメントして頂れば幸いです
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