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から揚げを本気で作りました

「見るだけで鳥肌が立つほどに唐揚げが嫌い」と言う人に今のところであったことがありません。

ゆーたろー です。

まあ、基本引きこもりなので合っている人の数自体少なめですけどね。

と言うわけで今回は「まじで美味しい唐揚げの作り方」と言う事でやっていこうと、思います。

【材料】
・鶏もも肉 200g
・醤油、酒、味醂 各大さじ1
・おろしにんにく、生姜 適量
・米麹パウダー
・ごま油1:9サラダ油の揚げ油
・片栗粉

下ごしらえ

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まず初めにニンニクと生姜はすり下ろしておきます。

可能であればニンニクは一片、生姜はそれと同じぐらいのサイズのものを用意し、自分ですり下ろしておくのが良いです。チューブのものでも良いのですが、生のものと比べてしまうと、香りも違いますし、変な味もします(物によりますが)。

そうしましたら次は鶏もも肉です。

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もも肉は皮付きで揚げるのですが、皮が多すぎたらそれはそれで脂っこくなりすぎてあまり美味しくありません。

なので、皮面を下にし、広げて、肉からはみ出ている部分はカットしましょう。カットされた鶏皮はとっておいて鶏皮ポン酢にでもしてあげてください。酒がすすみます。

そうしましたら次はカットです。目安としては二口大くらい。

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「大きすぎると鶏肉が生だった時怖いし、そもそもそんなでかい鶏肉を揚げたら時間がかかり過ぎて肉がパッサパサになりそう」なんて声が聞こえてきそうですが、今回は低温調理をしてから衣をつけて揚げると言うとても面倒なステップを踏むので「中が生で食べられない!」と言う事態にはならないです。

でも「一口サイズの方が良くない?」なんて声も上がってきそうですが、一口で食べられる唐揚げって周りの衣も(油も)一口で食べられるって事なので、個人的には口の中の油量が多すぎる気がするのです。

なので、鶏肉自体の旨味を存分に味わうためにも二口サイズがベストかと思われます。見た目のインパクトもありますしね。

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そして、鶏肉が切れましたら米麹パウダーをまぶします。

ざっくりと説明しますと
「お肉を柔らかくして、旨味を引き出してくれる優れもの」

そんな感じです。

以前、ハンバーグで「米麹パウダーを使うバージョンとそうじゃないバージョンを比べてみた」といった趣旨のnoteを書いたので、もしよろしければご参考まで見てみてくださいませ。

で、米麹パウダーをまぶして(できれば1時間以上)置いておきましたら、おろしニンニク、生姜、胡椒をふって肉に下味をつけます。

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調味液に混ぜるよりも、直接鶏肉に混ぜた後に、調味液を注いだ方「肉に香りが残りやすい」と思うのでこの手順で肉に下味をつけます(すいません、ここに関してはあくまで個人的な見解です)。

で、先ほどのニンニク達をもみ込みましたら、醤油、酒、味醂各大さじ1を混ぜたものを鶏肉の入ったジップロックに流しいれ、 63度ぐらいに加熱したお湯の中に入れて放置します。

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60−63度をキープし(低温調理機があるならそれに越したことはない)、肉の中心温度が60度以上になって12−13分ほど経ったら下調理完了です。


そうしましたら、鶏肉を調味液から取り出し、軽く冷まし(このまま揚げると周りの温度が簡単に上がって鳥のパサつきの原因になるため)、水気をとり、片栗粉を塗します。

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今回のレシピでは片栗粉100%でやりましたがよりカラッとさせたいのであれば小麦粉を混ぜても良いかもしれません。


そして、サラダ油とごま油を混ぜ合わせて高温に熱したフライパンに鶏肉を皮面から投入します。

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皮を下にして揚げ始める理由は油の下の方が温度が高いから。低温調理をしているので肉に火はしっかりと通っているのですが、皮がパリッパリになっているわけではありません。

なので、少しでも「皮のパリっと感」を出すために、皮面を下にして揚げ始めます。

そして、その油の量は半分ぐらいで十分です、と言うより適量です。鶏肉全部が覆うほどの量で揚げ始めてしまうと、皮の逆側の部分に火が通り過ぎてしまうので「半分入っているぐらいの状態。」がちょうど良いです。

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皮面にこれぐらいの焼き色がついたらひっくり返し、さっと揚げたら完成です。

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六個全部盛ると「いつもの感じ」から抜け出せないので、和食屋さんでよくある揚げ物のポーションの量である2個だけ良い感じの器に盛りました。美味しそうですね(自画自賛)。





それと、本編のようなおまけなのですが、先ほど鶏肉を調理したニンニクや生姜、醤油や鶏の旨味の詰まった調味液。

捨ててしまうのはあまりにもったいないほどの美味しさなので、砂糖で甘さを調節し

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少し煮詰めまして。

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水溶き片栗粉で軽くとろみをつけてバターを少量溶かし...

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TKG(卵かけご飯)にかけて

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万能ネギ、ごま、海苔、そして先ほどの唐揚げをのせると不味いわけのない唐揚げの乗った卵かけごはんが出来上がります。

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見るだけお腹が空くレベルです。

唐揚げなんて揚げてないで、鶏肉だけ調理してこの卵かけご飯を作っても良いかもしれませんね。





そんな感じで、今回のレシピ紹介は以上です。

唐揚げ6個作るのに1時間以上かけると言う、ややクレイジーなレシピの紹介をここまで読んでいただき、本当にありがとうございます。

もしよろしければ、お試しくださいませ。

では^^

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