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ジャパニーズはポエティックだ

「日本語はとても詩的だ」

先日、とあるスタッフに言われました

ゆーたろーです。

自分の使っている言語についてそんな風に捉えた事がなかったので、少々意外でしたが、たしかにそうかもしれません。

今回は、そんな雑談の話です。


とあるスタッフがそんな事を言うのもなので、僕が

「なんで?」と聞いたところ、彼女は続けました。

「だって親子丼ってMother(母親)とdaughter(娘)って意味でしょ?
とてもどんぶりの名前とは思えない。アメリカならチキン&エッグだ」

「こころのこり(焼鳥の串の名前)はレバーとハツの間の部分の事なんでしょ?
その部分を残された心と表現するなんて、美しいじゃないか」

との事でした。

たしかにそうかもしれません。


日本人として生きている中で

こころのこりを美しい言葉と表現する事があっても

「親子丼」を美しい表現する事ってなかなかないと思うので

盲点を突かれたような気分でした。


「親子丼」と僕らはそれを呼びますが

普通に表現するなら「鶏と卵丼」なんですよね。

「サーモンアボカド丼」的な。


そう考えると、昔ながらの料理って見たままを表現し過ぎてない事がある気がします。

鉄火巻きとか、かっぱ巻きとか。


最近流行っている、タピオカドリンクとは一線を画すような。


東京バナナとは違う美しさというか

その観点で見ると、行きすぎちゃった感の否めない白い恋人のような

それらとは違う料理から滲み出てくるような、名前が昔の料理からは見れる事がある気がします。

斬新でわかりやすい名前にどうしても人は惹かれてしまって、結果的に「売れる」ので致し方ないかもしれませんが

こういう名付けのセンスは磨いていきたいですね。


他にも「意外とこの日本語美しいかも」なんて事があったら共有していきます。






そんな感じで、今日の話は終わります。

では^ ^

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